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ふらふら日記

物足りない日常にふらふら、怪しい読書にふらふら、激しい映画にふらふら、美味いメシにふらふら、そんな感じの自己満足日記。

読書覚書2021 #10

2021年12月29日 12時24分00秒 | 読書めらめら

「夢幻花」
著者 東野圭吾
めらめら度★★★☆☆
20210927MON-20211003SUN

10月3日に読了した本を今更になって振り返る…。久々に、東野圭吾さんを読んでみた。相変わらず、安定した面白さである。この人の本は、本当に外れがない。直木賞を受賞する前までは、東野ミステリを読み漁っていたんだよなァ。でも、人気作家になって作品がバンバン映像化されるようになると、返って手が出なくなった。安定した面白さに、なんだかマヒしてしまって…。

俺は、自分でも呆れるほどのヘソ曲がりなので、外れのない安パイを避けてしまう。いつでも手が出るモノは、結局、いつまでも手にしない、みたいな感じ。この「夢幻花」も間違いなく面白い。読みやすいのに、ちゃんと意外性があって、読後感も良い。でも、なんか物足りなかったなァ。安定した面白さって、実は、退屈なのかも。不完全な方に、なぜか魅せられてしまうのだ。


PHP研究所「夢幻花」858円


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