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ふらふら日記

物足りない日常にふらふら、怪しい読書にふらふら、激しい映画にふらふら、美味いメシにふらふら、そんな感じの自己満足日記。

出雲神社東京分祠

2015年06月17日 21時34分00秒 | 日常めらめら

六本木ヒルズで「スター・ウォーズ展」を満喫してから10分ぐらい彷徨って次の目的地へ。そこは、六本木のビル群にャcンと鎮座ましましているので、スマホの地図アプリがなければ、多分、辿り着けなかっただろう。出雲神社東京分祠である。某局の街ぶら番組で観て以来、ずっと行きたかったのだ。ホントは、島根の総本社に行って大しめ縄を見上げたいんだけど、お金も時間も足りなくて…。

知らずに通りかかったら、ここが神社だと解らないかも知れない。コンクリートと木造のハイブリッド建築で、パッと見、金持ちの私邸のようだ。鳥居はなく、階段を上ると、いきなり拝殿がある。髪の長い女性が1人、俯きながら真剣に祈願していた。手水舎を探すと、左の通路にあったので、まずは、そちらへ。手を洗って、口に水を含んだが、どこに吐けばいいか解らず、思わずゴックン飲んでしまった。

下手な作法で身を清めてから、手水舎の隣にある小さな社へ。先に、この祓社(はらいのやしろ)にお参りし、汚れを清めてから神様の前に行くらしい。分祠とは言え、流石、名高い神社だ。5円を賽銭箱に投入して、プレ参拝。神主さんが持っている白い紙がヒラヒラ付いたお祓い棒があり、それを左右に振って「祓い給え、清め給え」と3回となえた。ちょっと恥ずかしいが、身が引き締まる思いだ。

再び拝殿に来ると、先ほどの髪の長い女性の祈願は、まだ続いていた。随分と願い事が多いらしい。その女性から少し離れて、俺も参拝。今度は、ちょっと奮発して100円を賽銭箱に投入した。一般的な拝礼は、「二礼二拍手一礼」だが、出雲神社は、「二礼四拍手一礼」となっている。ぎこちなく拝礼をして、世界的な平和と個人的な幸福を祈願。神社での作法をスマートにこなせる大人になりたい。

100円お御籤は、「第二番」と出た。出雲大社のお御籤は、吉凶がないそうだ。ネットによると、番号が若いほど良いという噂があるらしい。運勢「本年は、何事も引込み思案や取越し苦労は大禁物」、通信「便りあり」、土木「新築造作よい」、結婚「大いによい」、病気「近くなおる」、移転「見合わすべし」、失物「見つかる」、売買「小利あり」、方位「四方すべてよい」、旅行「よい」とのこと。確かに良いかも。


続いて、手水舎の近くにあった御守所へ。縁結び、厄除け、開運、交通安全と、色んな種類の御守りがあったが、オールマイティっぽい壮気健全守1000円を購入した。去年12月の上野東照宮、今年1月の靖国神社に続いて、人生3度目の御守り購入である。ずっと、御守りなんて買うヤツはアホだ、と思っていたけど、やっぱり、持っていると安心するんだよなァ。俺も気弱なオッサンになったもんだ。

御守りを買って、三度、拝殿の方まで来ると、髪の長い女性は、端の方に移動していた。顔の前に手を合わせ、何やらブツブツ言っている。おいおい、もう10分ぐらい祈っているじゃん。どんだけ必死なんだよ…。そうかと思えば、若い兄ちゃんが手水舎をスルーしてサクッと参拝し、直ぐに帰ってしまった。う~ん、神様も忙しいねェ。ちなみに、出雲大社は、「いずもおおやしろ」が正式名称らしい。

遥かヒルズの彼方で

2015年06月16日 23時24分00秒 | 日常めらめら

2015年12月、遂に新世代のフォースが覚醒する。「スター・ウォーズ」のエピソード7が公開するのだ。あァ、12月まで待ちきれないぜッ! そんな熱い想いをたぎらせながら、関東の外れから六本木まで出張って来た。目的は、六本木ヒルズで開催されている「スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。」である。「スター・ウォーズ」の世界観をアートの側面からフォーカスした展覧会だ。

地下鉄から地上に出ると、六本木ヒルズがドーンと聳え立つ。方向音痴の俺でも、これなら流石に迷わない。しかし、森ビルの巨塔は、あまりに大きくて、どこで「スター・ウォーズ展」をやっているのか解らない。田舎者丸出しで、あちこち聞き回って、ようやく「スター・ウォーズ展」の受付まで辿り着いた。入場料の1800円を支払ってエレベーターへ。気圧で耳がツーンとなりながら地上52階に到着。


チケットを渡し、「スター・ウォーズ展」へ突入。すると、いきなり、ダース・ベイダー卿の登場だ。ベイダー卿の頭上には、デス・スターⅡが浮かび、その周りをXウイングとタイ・ファイターが飛んでいる。くゥ、堪らないぜッ! 39歳のオッサンが興奮して写真を撮りまくり。スタッフのお姉さんにベイダー卿とのツーショットを撮ってもらって、もうウキウキ気分。しかし、写真が撮れるのは、このフロアまで…。

以後、カテゴリー別に展示フロアが続くが、最初のフロアでダース・モール卿の立像を写真に撮っていたら、スタッフに注意されてしまった。ちィ、入場料1800円も取ってケチだなァ。仕方ないので、展示物の数々を眼球に映しまくった。精巧なフィギュア、世界中のアーティストが描いた「スター・ウォーズ」の絵画、撮影で使われた衣装や小道具など、フォースに満ちた品々が約100点も並んでいる。

何と言っても、実際に撮影で使われた衣装や小道具が見所だ。ベイダー卿のヘルメットがッ! ハン・ソロの衣装がッ! R2-D2とC-3POのコスチュームがッ! ビデオやDVDで繰り返し見たアレが、今、目の前にあるのだ。アンソニー・ダニエルズとケニー・ベイカーは、この中に入って砂漠を歩いのか…。40年前の撮影当時を思うと、感動で眩暈がしそうになる。May the Force be with you!

展示フロアを2周して、「スター・ウォーズ」の世界観を満喫。スペシャルショップには、いまいち良いモノがなかったが、唯一、気に入ったC-3POデザインのマグカップ1080円を購入した。屋上のスカイデッキとやらには、ライトセイバーを構えるベイダー卿と写真を撮れるコーナーがあった。しかし、別途500円を徴収されるのでスルー。後になって500円ぐらい払えば良かったと、ちょっぴり後悔…。

最後に窓際をグルっと巡り、52階からの眺望を堪能した。これが、東京の富の象徴か。スカイツリーや東京タワーよりも低いのに、なぜか圧涛Iな支配力を感じる。恐るべし、森ビル帝国…。なんで、六本木ヒルズなんかで「スター・ウォーズ展」をやるのかって思ったていたけど、なんとなく腑に落ちた気がした。ここは、フォースが集中しているのだ。アホな妄想を抱えつつ六本木ヒルズを後にした。

春のパンまつり2015

2015年05月07日 22時41分00秒 | 日常めらめら

我が家の恒例行事である「ヤマザキ春のパンまつり」で、今年も白い皿をゲット。2013年2014年と同じく、今年の戦利品も4皿だった。2月いっぴから4月みそかの3ヶ月間では、4皿分の点数シールを集めるのが限界らしい。ローソンの菓子パン販売促進キャンペーンの呪縛から解放されたから、5皿分までいけるかと思ったんだけどなァ。むしろ苦戦して、4月は、ちょっと無理してパンを喰っていた。

100円のパンが0.5点、130円のパンが1点、180円のパンが1.5点、てな感じで、点数シールには、0.5点~3点までの種類がある。スーパーの安売り等を考慮すると、25点分は、ざっくり2000円ぐらいだろう。てことは、我が家(大人3人)のパン消費量は、3ヶ月で約8000円なワケだ。う~ん、よくも喰ったもんだ。しかし、毎年、この時期を過ぎると、我が家のパン消費量は、ガクンと一気に低下する。


今年の白い皿は、「白いモーニングディッシュ」。直径19cm、高さ2.9cmの深皿である。やっぱり、フランス製の皿は、お上品だねェ。我が家の食器棚には、ヤマザキさんに貰った白い皿が全部で30皿ぐらいあるだろう。頑丈で、そう簡単に割れないから増える一方だ。そして、今年の春も終ろうとしている。もう直ぐ、パンがカビる鬱陶しい季節がやって来るのだ。よーし、米を喰いまくってやるぜ。

デカの恩返し

2015年03月28日 18時19分00秒 | 日常めらめら

某月某日の早朝、市内の居酒屋で強盗傷害事件が発生した。店主が賊と鉢合わせし、刃物で襲われたのだ。店主は、顔や首などを切り付けられて重傷を負ったが、幸い命に別状なく、逃走した賊の顔も覚えていた。賊は、店に客として来た事のある人物に似ていたらしい。店主は、警察の事情聴取で、「○○さんの知り合いだと思う」と証言したそうだ。○○さんとは、なんと、ウチの母親だった…。

で、刑事が我が家にやって来た。俗に言う、聞き込み、というヤツだ。父親と俺は、不調法な下戸なのだが、母親は、かなりの酒好きである。恥ずかしながら、地元の酒飲みコミュニティでは、顔の広い女傑なのだ。賊と目される人物は、母親の知人の友人である可能性が高く、その人物について聞かせて欲しいとの事。母親は、直接の知り合いじゃないからよく解らない、と曖昧に答えたそうだ。

母親は、警察が嫌いだ。俺の人生より長く客商売をしている人なので、警察の事情聴取を過去に何度も受けている。グロい遺体の写真や犯人のモンタージュ写真を無理に見せられた事もあるらしい。しかし、警察は、聞くだけ聞いて、それっきり。事件が解決したという知らせもなく、嫌な思いが残るだけ。拾得物を交番に届けたのに盗んだと疑われた事もあるし、警察に対して不信感がバリバリなのだ。

母親は、事情聴取に来た刑事に以上のような不満をブチまけたそうだ。俺は、その場に居合わせなかったが、腰の低い地方公務員に愚痴りまくる母親の姿が目に浮かぶようだ。その刑事も災難である。市民の義務を果たして積極的に協力してやれよ。まァ、警察に関わると何かと面唐ネんだけどねェ。それから暫くして、賊が縛に就いたという記事が新聞に載った。日本の警察は、やっぱり優秀だ。

身近で起きた事件に驚いたが、世の中、物騒なニュースで溢れているから、1ヶ月もすると忘れかけていた。そんな折、あの刑事が再び現れた。捜査協力のお礼との事。丁寧に、お礼の品まで用意している。しかし、捕まった賊は、店主が証言した人物と別人で、母親の証言は、結局、役に立たなかったそうだ。じゃ、何のお礼? 流石の母親も戸惑ったようだが、遠慮なく、お礼の品を受け取ったらしい。

お礼の品は、シュークリームと輪切りロールケーキだった。6個ずつ、計12個入り。ざっと1500円ぐらいの商品だ。ご馳走様でした。これって公費なのか? だとすると、こんな事に税金を使うって…。いや、まさか、私費か? だとすると、なんだか申し訳ない。そもそも、お礼の意味が解らない。よっぽど母親の警察批判が堪えたのかなァ。警察までがクレーマーに怯える時代になったのだろうか…。

再会の丸い鳥

2015年03月12日 23時55分00秒 | 日常めらめら

3月に入って、少し春めいてきた某日、図らずもヤツと再会を果たした。デブっちょ鳥である。ヤツとの初遭遇は、ちょうど1年前。筋トレジムの窓から外を眺めていたら、ジムの会長宅の物干し竿に留まっていたのだ。余程、会長宅が気に入っているらしく、4月ぐらいまで何度も見かけたが、夏、秋、冬と姿を見なかった。そうか、春になって帰って来たのか。間違いない、ヤツだッ! ヤツが来たんだッ! 

同じ種類の鳥かも…。いや、絶対にヤツだ。あのまん丸でふてぶてしい佇まいは、ヤツに違いない。根拠はないが、俺には解るのだ。「ふてぶてしい」は、「太太しい」と書くらしいし、確実に、あのデブっちょ鳥である。この高まる感情は、なんだろう。1年ぶりに同じ鳥を見ただけなのに、堪らなく嬉しい。あの暑い夏を何処で避暑っていたのか? この冬を何処で越冬したのか? その身体で海を渡ったのか?

1年前、デブっちょ鳥と我が身を重ねて、痩せようって誓ったんだよなァ。なのに、この1年で、また肥えた…。1年前、ベンチプレス150kgを達成すべく燃えていたんだよなァ。その後、見事に150kgをクリアーしたが、骨折Nを経てパワーダウン…。最近では、140kgがやっとの情けない有様だ。デブっちょ鳥が長旅をしていた間、俺は、無為な日々をグダグダ生きていたようだ。あッと言う間の1年だったぜ…。

デブっちょ鳥は、相変わらずカメラ嫌いらしい。窓を開けてスマホを向けると、直ぐに飛んで行ってしまった。あんな身体で機敏なヤツである。暫くして戻って来たので、最大望遠で、こっそり撮った。それにしても、なんて種類の鳥なんだろう。元々、まん丸な種類なのか、それとも、コイツが特別デブなのか。大きいスズメっぽい感じなんだけど、小さいハトっぽい感じでもあり…。オマエは、一体、何者なんだ?


去年のデブっちょ鳥の写真をGoogleの画像検索に鰍ッてみた。ツグミという鳥のシルエットが近いんだけど、ツクミは茶褐色っぽい感じで、デブっちょ鳥の灰色と違うんだよねェ。う~ん、もっと鮮明な写真が撮れたらハッキリしそうなのだが…。この渡り鳥の生態が妙に気になって仕方ない。季節ごとに棲家を変える旅人が羨ましいのかも。今年もデブっちょ鳥に見守れながら筋トレに励む春である。