つれズレ愚抄

つれ：「９月の関東東北豪雨対応で役所の時間外手当が多過ぎると糾弾した市議先生が逆に釈明に追われてるみたいだよ」

 
ズレ：「昔日のようなヤミ勤でなく不眠不休の災害対策に駆り出しても手当は出さないってんじゃ、名うてのブラック企業も顔負けだぜ」

 
つれ：「災害時の特別給与体系の創設が真意ったって、通常よりハードな業務なんだから労働経済の原理としてさらに割り増すことはあっても割り引く理屈はないよねぇ」

 
ズレ：「そこで無償ボランティアを引き合いに出すなんざ筋違いも甚だしいってもんで、ハナから篤志を前提にしてるようじゃ行政がまともに機能してないのと同然だしよ」

 
つれ：「篤志頼みで手当なしとなりゃ、いわばボランティアてぇ袖の下が入らなければ動かない途上国の役所並みになるってのかぃ」

 
ズレ：「お役所も災害時に単独じゃ対応できないくらい人減らしが進んでる以上、いざって時には相応の報酬を前提としたプロフェッショナルな災害ボランティアを編成する予備役的な制度を設けたらどうでぇ」

 
つれ：「それならまずは求人難が進みそうな自衛隊から集団自衛ボランティアを用意しようてなことになりそうだょ・・」