つれズレ愚抄

つれ：「さすが天下の秀逸たる前次官、玉の汗滴る熱弁を振るった会見はしどろもどろの答弁で脂汗滲むどこぞの大臣とは段違いに理路整然明快至極で圧巻の名調子だったねぇ」

ズレ：「森友学園の絵柄は請託を受けて便宜を図るてぇオーソドックスな疑獄の王道だったのに対し、加計学園はどうやらトリッキーな政官抗争の先兵となった具合だわな」

つれ：「官邸に人事を握られの天下りを潰されのと恨み辛みが積もったところに有るものを無いと言い包めるオトボケぶりじゃ、最高レベルの暴政にはいよいよ堪忍袋の緒が切れたと叛旗を翻した格好だよねぇ」

ズレ：「総理のご意向的には記録隠蔽作戦と学園不祥事攻撃が奏功したアッキード作戦に味をしめたんだろうけど、下手を打ちゃ真珠湾の夢よもう一度と嵩に懸ったミッドウェイで大惨敗を喫した轍を踏みかねないぜ」

つれ：「前次官さんが図らずも智恵を授けてるように、メモの存在を認めたうえで戦略特区を推進すべく文科省の頑迷固陋な旧弊に風穴を開ける意図だったとでも言い張れば政策としての当不当こそあれ不正だ疑惑だてぇ騒ぎにはならないもんねぇ」

ズレ：「今は官邸の圧力が問題視されてるもののそれに抗して省益に固執するのも国益を歪める大問題なんだから、改憲するならそういう国家組織の体制づくりから改めて見直したらどうでぇ」

つれ：「そこも第５章”の２”省庁とか新設して、官僚帝国の権能にキッチリ枠を嵌めたらどうだぃ・・」