つれ:「台風一過で油日照りがぶり返す中、猛暑の五輪強行を大東亜戦争末期の精神論になぞらえる論評も出て来たねぇ」
ズレ:「小手先の対策を並べたところで自然の猛威の前には文字通り焼けコンクリートに水てなもんで、日本は未だに竹槍でB29を墜とす愚に懲りてないんだろうよ」
つれ:「やれ期間中は企業も夏休みにしろだそれサマータイムを実施しろだと、さながら国家総動員の戒厳態勢になってるよねぇ」
ズレ:「何故かサマータイムには郷愁を覚える御仁もいらっしゃるようだけど、競技開始を早めたうえに国民全体まで巻き込むこたぁねぇやな」
つれ:「この暑さはむしろネイティブの日本選手には有利になるてなコメントは、まるで進め一億火の玉だてぇカラ元気な特攻精神のスローガンみたいじゃないかぃ」
ズレ:「心頭滅却すれば火もまた涼しとばかりに、暑くても暑いと口に出すなって情報統制まで始まるんじゃねぇか」
つれ:「暑がりません五輪まではの掛け声で、厳しい耐乏生活を強いられそうだねぇ・・」