つれズレ愚抄

つれ：「被害者加害者全員が少年の川崎中１事件でまた少年法が議論を呼んでるねぇ」

ズレ：「凶悪事件の都度改正の呼び声が上がるもののほとぼりが冷めると沙汰止みになることさながら羊飼いの少年が如しだわな」

つれ：「人権擁護が関るだけに、発送電分離やガス導管分離とかの経済システムには大きな影響がありそうな話があっさり閣議決定されるような訳にはいかないんじゃないかぃ」

ズレ：「今回は少年年齢の１８歳への引き下げがメインテーマの趣ながら１８・１９で庇護を要する状況が２０になった途端に人が変わる筈もなし、日弁連さんの表現を借りれば年齢に関らず支援が必要なケースと刑罰が必要なケースを峻別した方がいいんじゃねぇか」

つれ：「この事件を受けて被害者と同様な境遇の生徒さんを調査するってのも支援に寄った発想で、事件の予防ってことならむしろ刑罰に寄った発想で加害者と同様な状況の少年を捕捉する方が勝負は早そうだよねぇ」

ズレ：「とにかく少年法ができた頃とは少年を取り巻く環境は別世界なんだから、その激変をよくよく吟味せずに改正の是非だけ論じたところで来もしないオオカミ同然だろうよ」

つれ：「なまじな大人より達者にＬＩＮＥやら何やらを使いこなす少年にはこっちが支援して貰いたいくらいだもんねぇ・・」