goo blog サービス終了のお知らせ 
最近のみーや★
twitterとメールで食べ歩きやら、宇宙系イベント参加やら、MHP3やらをポチポチとやってます。
 



松浦さんのblogにロケット祭り7が告知されました。

今回は失敗談がメインです。
林さん曰く、「現場から離れた人ほど成功を語りたがる、(過去の)失敗を語る時、人は目が輝く」だそうで、また面白い失敗談が色々飛び出てくることかと思います。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




キューブサットをはじめて知ったのは、ロケット祭り5の会場で販売していた“キューブサット物語”で、著者の川島レイさんにサインしてもらったのもあって(サインしていただく言葉を決められずにご迷惑おかけしました)、大急ぎで読み始め、そのまま徹夜して読みきったのでした。

内容はカンサット(“上がれ!空き缶衛星”参照)に続いて軌道を周回する衛星を打ち上げようという大学生の奮闘を描いたものです。

さて、このキューブサットに今度は高校生がチャレンジする模様

若干(^^;、宇宙少年だったみーや★には、そういう機会にめぐり合えるのがうらやましい限りです。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=bloggoonejpns-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4767803993&fc1=000000&=1&lc1=0000ff&bc1=000000<1=_blank&IS2=1&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




7月7日、ルリの誕生日・・・もありますが、ご存知七夕です。
 ↑わからない方は検索してみて(^^;

織姫(こと座のベガ)と彦星(わし座のアルタイル)が年に一度、空が晴れていれば出会えるというロマンチックなお話なのですが、この話を聞いてから7月7日に空を見上げて???と思った方も多いのではないかと思います。

  なぜ空が晴れていれば会えるのか?
  7月7日でなければならないのか?


旧暦、つまり太陰暦では月の運行を元に暦を決めているので、毎月1日が新月、15日が満月となり、7日は上弦の月となります。
ベガとアルタイルの間には天の川があり、旧暦の7月7日にはここに上弦の月が上るのです。
上弦の月、つまり、円弧が下にある半月を天の川に浮かぶ船に見立て、その両側に見える目立つ星、ベガ・アルタイルを織姫・彦星に見立てたというわけです。

というわけで、このイベントは新暦・太陽暦で行ってもまったく意味が無かったりするんですね。
大体、新暦の7月7日なんで梅雨真っ盛りですし。
東京では夜が明るくて天の川が見えなかったりするのですが、せめて七夕(できれば旧暦)の時位は一致団結して暗い夜を楽しめたらと願います。


# 探してみたら、向井千秋記念子ども科学館にいい説明がありました。


コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




6月25日、野田司令こと野田篤司さん(マッドサイエンティスト・研究日誌)トークショー・「なぞなぞ宇宙講座」があったので参加してきました。
本人のblogには告知も何も無かったので、松浦さんのblogから引用ですが。。。。
M-Vロケットの打ち上げ取材に行くから行けないかもといっていた松浦さんですが、ちょっと遅れて来てみーや★の右前に着席されてました。

# どなたか、なぜ“司令”なのか教えてください (^^;

司会である藤谷さんが野田さんに見てきてほしいといって渡したビデオから始まりました。
そのビデオというのが、“北京原人”、“アルマゲドン”、“妖星ゴラス”の3本。
この3本に出てくる宇宙のシーンは現実には可能なのか? という観点から野田さんが突っ込んで行きました。

まず、北京原人。
みーや★は見たことが無いのですが、JAXA(作成当時はNASDA?)の資料を基に、割と丁寧に作られているとのこと。
ただし、宇宙実験室を用いるのなら、シャトルから切り離して使わないと微小重力の影響を受けてしまうので意味が無いだろうということと、生命発生の実験をやるのならむしろ重力下の方がいいだろうとのこと。

次、アルマゲドン。
みーや★はディープ・インパクトしか見たことが無かったのですが、知り合いと論争になった時に、お互いにお互いが推す作品を見ていないことが判明したため、交換して見たのです。
個人的感想は見るんじゃなかった、と。。。
突っ込みどころが満載でどこをとってもどうにもならないけど、とりあえずこんな突込みが。
 ・SRB(固体ロケットブースター)を切り離すのと同時に燃料タンクを切り離しちゃだめだよね
 ・爆破して隕石を二つに分裂させても、そのまま地球に落ちるよね
 ・地球滅亡のために用意する隕石はもっと小さくても十分だよね
 ・月を使った重力ターンは、月が小さすぎるために無理です
 ・どうせロボットが穴を掘るのなら、人間を乗せないでロボットを大量に積んでいったほうがいいよね
 ・18分も時間が残されていながら起爆スイッチを押すためだけに人が残るなら、時限タイマー作れるよね
  (背景に写っているものから実際にどういうものを作ろうか考えたそうです)
等など。。。

最後、妖星ゴラス。
この作品は1960年代に作成され、1970年代が舞台なのですが、すでに人類が土星まで行っていたりとちょっとうらやましい未来だったり。
地球の6000倍の質量を持つゴラスが地球衝突コースにあることが判明したため、南極にロケットをつけて地球が逃げようという内容のようです。
・最初にゴラスの重力につかまって墜落した宇宙船、重力ターンのコースを取れば逃げられたのにね
・最後に地球の軌道を戻すために北極にロケットを作らねば、という台詞があるけど、南極のロケットだけで戻せるよね
・1960年代の作品にしては、この3作品の中では一番まじめに検討しているように見える
等など。。。


野田さんの突込みが一段落したところで、八谷和彦さんにバトンタッチ。
八谷さんはOPEN SKYで実際に人を乗せて飛ぶことのできるメーヴェ(風の谷のナウシカでナウシカが乗っていたあれです)を作ってしまおうという、とんでもない人です。
なんでも、映画とかで面白そうな機械が出てきたら作って見たくなるそうで、Back to the Futuer2に出てきた空飛ぶスケートボードとかも作ってしまったそうです。
実際にはジェットエンジンを使用したサーフボード大のホバークラフトが精一杯だったそうですが。。。
その他、色々と面白い話を聞くことができました。


-----追記:2005/06/29-----
書き忘れがあったので追記します。
もしかしたらもっと色々忘れているような気もしますが、思い出したらその都度追記で。

機動戦士ガンダムのオープニングで有名なコロニー落とし作戦がありますが、これについて野田司令がちょっと怖いことを言っていました。
直径6kmの断面積を持った円筒がほぼ減速されずに大気圏に突入すると、直下では空気の断熱圧縮により温度が1700度まで上昇し、人間は爆発の衝撃ではなく蒸発して死ぬだろう、とのこと。。。
地表に落ちたからまだ良かったけど、海に落ちてたら大量の水蒸気が発生する影響で地球には人が住めなくなったよね、とも。

まあ、作品の性質からいって、そこまで細かく描かなくても恐怖は十分伝わると思いますけどね。



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




北海道新聞によると最も「地球似」の惑星発見 太陽系の隣、生命は無理とあります。

岩石タイプの惑星にしてはずいぶん巨大(少なくとも太陽系にはいないタイプ)ですが、案外近所に生命発生の条件を備えた惑星があるのかもしれません。
残念ながらこの星は200度以上という環境なので生命の存在は望み薄いですが、仮にこの星系に知的生命がいるとしたら、通信に片道15年かかります。
このくらいなら待って待てないことはないですね。

意思疎通を図るのに何年かかるかわかったものではありませんが・・・(^^;


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




中国新聞によると、NASAのシャトル打ち上げ再開は7月以降になるようです。

運行終了までに一度は打ち上げを直接見てみたいのですが、天気しだいで簡単に数日延期になってしまうので、気安く渡米するわけには行かないんですよねぇ。

H-ⅡAの打ち上げを見に行くほうが先かな?


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




ロケット祭り6にいってきました。

今回も林さんと垣見さんがメインで話し、笹本さん、あさりさん、松浦さんが適宜フォローや質問をして行くというスタイル。

内容はベビーロケットのはずだったのですが、何かあるとペンシルに話が戻ってしまったりで、今までのロケット祭りと比べるといまいちだったかも。

次回は8月21日(日)で、内容は失敗談に決定しました。
林さん曰く「成功談よりも失敗談の方が話している人の目が輝く」し「現場から遠い人ほど成功談をしたがる」とのことで、色々面白い話が出るのではないかと期待しています。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




YOMIURI ONLINEによると、NASAがシャトルを改造して無人の貨物ロケットにする計画を発表したそうです。

スペースシャトルは次世代の輸送システムとして大々的に売り出された割には、運用と整備に当初予定をはるかに超える予算が必要となり、さらに2度の全損事故を起こしたことで、その設計思想に疑問がもたれています。

車にたとえると、大型車に人と荷物を載せるスペースを用意したものの、どちらかを空で運用するのは効率(燃費)が悪く、設計が複雑なためにメンテナンスも大変だぞ、みたいな感じです。

結局、人を8人ほど運ぶのにトレーラーは不要だし、荷物を運ぶのにも8人も人はいらないぞ、ということです。

スペースシャトルは最高だ!、みたいなことを言う人もいますが、定期便が組めるほど客がいなかったり、燃費が馬鹿にならなかったりするので、やっぱり人と荷物は分けたほうがいいね、というのが最近のSF関係者(一部)の認識です。

さて、このシャトル改造ロケット、低軌道に100トンですか。
翼と生命維持装置と降着装置を取り外して、メインエンジンとOMSを残すのかな?
それとも、翼と降着装置も残してロケットを再使用する方向かな?
あるいは、燃料タンクにメインエンジンを取り付けて、ペイロード+OMSのみの構成かな?
多分、3番目のが一番効率良さそうですが、一番改造が面倒そうでもあります。

宇宙開発が停滞から脱出できそうでよかったです。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




次回のロケット祭りが告知されました。
予告どおり、6月3日(金) ロケットプラスワンにて行われるそうで、内容はベビーロケット中心になるようです。

ロケット祭り5のレポートで書き漏らした垣見さんのコメントですが、JAXAのペンシルロケット物語にほぼ丸々引用されていましたので、興味がある方はぜひ一読を。




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




4月12日、前回のロケット祭り4で予定が決まった、ロケット祭り5の当日、だいぶ前から休む宣言をしていたので、今回は仕事の日程の調整もうまくいき、ばっちり休んで安心して参加することが出来ました。

今回は「ここでのことは他言無用」とは言われず、むしろ「せっかくだから記録に残しましょうよ」という流れになったので、覚えている限り詳細に記したいと思います。

出演者:あさりさん、松浦さん、笹本さんは執筆作業で欠席
ゲスト:林さん(元、宇宙研のロケット打ち上げ責任者)、垣見さん(元、日産でロケット設計)

今回(も)、松浦さんとあさりさんはほぼ聞き役で、林さんが垣見さんから話を引き出すというスタイルでした。
聞き役というか、内容のすごさに絶句しまくっていたというか・・・ですが。

なお、次回は6月3日(金)だそうです。
休暇申請をお忘れなく?!

==========
・写真の解説
上段はノーマルのペンシル230で、下段はペンシルを3本束ねたクラスターロケットです。
写真にも写っている林さんが「確かあったような気がする」と思っていたところ、先日見つけたそうです。(詳細は・・・書けません(^^;
このクラスタータイプですが、バランスが悪かったり中央が真空になってしまった時の対処問題(?)があったりで、実際には一度も使用していないとか。

・垣見さん
しばらくペンシルから脱線した話が続いたのですが、これがなかなか面白かったです。
高校時代は落第競争というのをやっていて、つまり、落第点ぎりぎり(60点)で合格しようというもの。この遊びに勝とうと思ったら正解・不正解を正確に把握していないといけないので、結果としてテストくらいいつでも満点を取れる状態になった人もいたらしいです。
ペンシルロケット~ミューロケットの基礎設計までかかわっていて、色々裏話を聞けました。

・ペンシル230の真実
林さんは大学の研究室の学生がA4にスケッチしたロケットがちょうどこの大きさだったから、という逸話をあちこちで披露しているそうですが、垣見さんから出た話はまったく別物。
大型のものは作れない、小型のロケットになりそうな材料と、調達できる燃料から計算するとこの大きさになってしまい、じゃあペンシルにしましょうか、ということのようです。

・国分寺の実験
国分寺のペンシルロケット発射実験とされている写真、実は一部千葉のものが混ざっているそうです。

・記録がいい加減という話
林さんが所有しているペンシルの2段構成タイプ、実は発射記録が残っていないそうです。
映像は残っているのに。
同様にクラスタータイプとか、ペンシルが実際に何機製造されたとか、燃料の値段とかも記録が無いそうで。。。

・幸運に恵まれたという話
配線を間違えたために上述の2段ペンシルをランチャーに固定する時に上段に点火してしまい、固定作業をしていた垣見さんがもし上段に手を添えていたら安定板で指を切断してしまっていたかもしれないとか。
過酸化水素が漏れてきたときに近寄ろうとする人を押しとめた直後に点火してしまったとか。
もし人身事故がおきていたら、とても研究は続けられなかっただろうねとのこと。


-----ぱっと思い出せるのはこんな感じです。また何か思い出したら追記します-----

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




友人から誘われてロケットまつり3に行ったのがきっかけで林さんのファンになってしまっていたのですが、2/12にあることを2/11に友人から聞き、急遽別の予定をキャンセルして参加してきました。

<私信>はた坊さん、そういうわけです。ごめんなさい</私信>

今回も開始からいきなり裏事情の暴露話など面白い話が満載だったような気がするのですが、「ここでのことは忘れるように」と何度も暗示のように言われたために、覚えていません。(^^;
前回のも詳細に書いてはいませんが、今回もかなりやばい話満載でした。


コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




----------
東京大学物性研究所 一般講演会
  スタンフォード大学教授の
  「スペースシャトル・コロンビアの事故を考える」
http://www.city.kashiwa.chiba.jp/oshirase/kouza/16-454todai.htm
----------

行ってきました。
一般公開といいつつ会場にいる人の大半が関係者のようでした。
オシュロフ氏のシャトルの話はスライドに一部日本語のものを用意してあったので、
3割くらいは理解できたのですが、
その後の質疑応答では日本語の質問者に対する回答は英語のみという状態でした。
学生とか教授はわかったんでしょうけど、
質問していたおじさんがわかったかというと、かなり怪しい顔色でした。

事故原因の特定については、堅実かつわかりやすい手法でした。
・左翼に発泡剤が衝突したようだというのは映像からわかるので、
 それが本当に原因かを追究する。
・原因特定のためには証拠を複数用意する。
 (フライトレコーダ、衝突実験、溶融実験、部品の散らばり具合など)

うまいと思ったのがプレゼン資料の作り方で、
1行(1内容)ごとに分の色を変えてあったり、
各ページの表題などの配置位置が同じだったり。
あと、プロジェクタで映すことを考慮して、
背景が黒、文字が白や他の色となっていて、
背景が白のプロジェクタ画像だと文字がつぶれて見くいということがありませんでした。

日本で見栄えのよい(と思われてる)資料だと、
遠くから見たら文の区切りがわからないとか、
アニメーションを多用している割には説得力が無いとか、
絵を多用しすぎてさっぱりわからないとか・・・

さて、事故調査報告の内容を覚えている範囲でさらりと。
英語の解説をきちんと聞けていないので、間違ってたら許してください。
(2回ほど冗談を言ったらしいのだけど、聞き取れなかったのが悔しい・・・)

●複数角度の映像より、燃料タンクの発泡剤が剥離し左翼にぶつかっている
 ・発泡剤は燃料タンクが氷結するのを防ぐためのもの

 ・以前から見られる現象だったが、
  NASAは“いつものこと”という感覚だったため、
  発泡剤がオービターに衝突したときの被害予想をしていなかった。
  →事故後は発泡剤をやめてヒーターにした

 ・発泡剤がはがれる原因について、
  NASAは接着面の窒素が膨張してはがれると思い込んでいた
  →実験の結果、そのような膨張が起きた場合は、
   表面まで一気に穴を開けて吹き出るため、剥離には至らない
  →実験の結果、成型時の不均一が原因で破断・剥離が起きる

 ・発泡剤が左翼前縁にぶつかったら、
  カーボン素材の部品にひびを入れることが出来るのか?
  →700gの発泡剤を空気圧でマッハ3に加速し、
   実際にエンデバーで使用された部品にぶつけてみた。
   (部品は数百万円もするので、複数回は出来なかった)
  →衝突箇所は摩擦で瞬時に黒焦げになり、穴が開いた

 ・わずか数cmの隙間から再突入時の熱が進入した場合、
  機体破壊につながるのか?
  →直径5cmの銅線の束に数千度のプラズマをぶつけてみたところ、
   かなりの速度で溶融(蒸発!)してしまう

 ・テレメトリ、フライトレコーダのデータより、
  軌道上に滞在中から左翼には歪み異常、温度異常が検出されていた

 ・部品は飛行経路にそって左翼、右翼、本体の順にある程度まとまっている。
  (といっても、総延長数百キロ・・・)
  ※ 右翼と本体は逆だったかも?

 ・部品の散らばり具合とフライトレコーダの異常伝播状態は一致する。

 ・回収できた部品は全重量の38%程度。
  →通常の飛行機事故だと80~85%を回収できる。
   特に左翼の回収率が悪く、燃え尽きたか蒸発したと思われ、
   事故のすさまじさがわかる

●技術者は警告していたのにどうして防げなかったか?
 ・上記にもあるように、全体の雰囲気は問題軽視

 ・管理者は600億円(?)のプロジェクトにストップをかけにくい

 ・国際宇宙ステーションへの避難は軌道傾斜を修正するだけの燃料が無くて無理

結論として、新オービター2機もしくは有人宇宙飛行の中止を検討する必要があるとのこと。


個人的意見としては、それでも有人飛行はやめるべきでないと思ってます。
いくらテレビや雑誌で知っていても実際に現地に旅行するとまったく違う、というように。

最近、日本のSF好き(とくくっておきます)の間では、
シャトルは失敗プロジェクトだという認識が定着しつつあります。
・打ち上げ時の重量のうち、軌道に持っていけるのは10%程度なのに、
 その半分以上を船体に食われている。
・人と貨物を同時に運ぶために、1回の打ち上げ規模がどうしても大きくなってしまう。
・F1ですら1回のレースでエンジンを使い切るのに(みーや見解)、
 機体やエンジンを無理やり再利用するのでかえって高くつく。
 ただし、実験機としては回収できるメリットは十分にある。

旅行で月にいけるのはいつでしょうねぇ・・・


ちなみに第2部の電子のお話は途中から寝てしまいました。 (^^;
前日眠れないで徹夜してたのと、
日本語だったため緊張感が切れてしまったのとで。
内容は結構面白かったんですけどね。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




宇宙作家クラブpresents
「ロケットまつり3」 ~ロケット一代男がやってくる!~
日時:11月13日(土曜日) 午後7時30分~
場所:新宿・歌舞伎町 ロフトプラスワン
http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/


というものに参加してきました。
宇宙作家クラブというのは検索してもらうとして、 (^^;
今回は現場で指揮を取っていた林さんがゲスト。
現場で事故をもみ消したとかすごい話をいっぱい聞けましたが、

特に面白かった話は、
 今の世代は完成したロケットをいきなり扱うので、
 全体が見える人がいなくなってしまっているために、
 問題が起きた時の判断を誤りやすい。
ということ。

会場から、
「小型(おもちゃタイプの)ロケットを使って新人を教育するようなプロジェクトが必要ではないか?」
という意見に「検討に値する」とのお答え。

たしかに、Windowsの妙な挙動に対して、
MS-DOSを知らなければわからないようなこととかいっぱいありますし、
他の巨大システムについても同じことが言えますよね。

林さん曰く、「失敗しそうなプロジェクトは最初からわかる」そうで、
打ち上げ延期の提言を取り下げたら爆発したとか、
「プロジェクトに参加するメンバーを見るだけで失敗するのがわかる」とか、
いわれてみればなるほど、ということも多数ありました。

さて、林さんの面白い話ですが、
今回は国分寺(ペンシルロケット)からスタートして
秋田(カッパロケット)まででした。
その場の勢いで次回は2月(林さんの誕生日が11日にあわせて)となったので、
興味のある方はぜひおいでませませ。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



   次ページ »