のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

「天皇のため死ぬ」ことは、どうして間違いと言えるか

2018年10月05日 05時18分50秒 | 天皇制と戦争
何日か前、

「天皇のために死んで何が悪いか」

と問う人がいた。

あなたは、

どう思われますかとツイートされてあった。

それで、まずは、

――死んで花実が咲くものかという言葉がありますね。あなたが仮に「天皇のために命を捧げ」て、誰が喜ぶのでしょう?〔1:36 - 2018年10月4日〕――

と返信。

反応がないので、自分の思うところだけ、

とりあえず、明らかにしておく。




と返信しておいた。

すなわち、

「天皇のために死ぬ」

という行動は、

個人の私的な行為ではない。

社会的な行為だ。

となれば、

その行動の正当性が問われる。

僕は、

理不尽に過去を葬る罪だと思う。

過去のどんな罪か――。

譬え話で恐縮だが、

金のアヒルの童話を読んで頂いて理解するのが適切だ。




太平洋戦争中、

命の見積作業をして

「天皇のための死」が最も安上がりとされた。

殺してやろうというわけではなかったかもしれない。

しかし、死んで行く民を見て

何とかしようとしなかったのは確かだ。

この見て見ぬ振りは、

為政者であるほどに大きな罪だろう。


<追記>




2018年10月5日夕方 記


最新の画像もっと見る

コメントを投稿