のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

世代論って、あっていいのかな

2017年04月13日 14時56分38秒 | 日々の思い
太田隆文(映画監督)‏ 
@ota_directorさんのツイート。

――僕が学生の頃。友人のほとんどが政治に無関心。ダサいとさえ感じていた。が、それは経済大国となりバブルに向かっていたから。国に対して大きな不満はなく、恋や就職の方が大事だった。その後、時代は大きく変わったのに僕らはあの頃と大差はないと錯覚、戦争に突き進んでいる現実に気付いていない。〔12:35 - 2017年4月12日 〕—―

これに対して

MASAKO‏ 
@megusurinokikoさんが

こんなツイート。

――私が学生の頃。多くの友人が政治に関心。無関心はダサいとさえ感じていた。朝日ジャーナルをカバンに入れて、大学へ行った事も。。国、大学教育に対して大きな不満を持っていて、就職は二の次だった学生も。私は団塊世代。本当の話です。〔21:55 - 2017年4月12日 〕—―

団塊の世代という言葉が

出たところで、

太田さんの生年月日を調べた。

1961年生まれだ――。

ちなみに、

松本人志は、1963年生まれ、

辛坊治郎は、1956年生まれ、

そして、あの“立法府”の最高権力者、安倍晋三は、

1954年生まれだ。

ベビーブーマーを外れてくるあたりで

右傾化するようだな。

昔は、

こんな言い方をすると、

不合理な決めつけをするなと

批判された。

でも、これは、生まれた以降に

見えた世界の違いの問題なのだ思えば、

ネトウヨたちを

許してやろうかという気になる。

僕が子どもの頃、

戦争の傷跡があちこちあって、みんなが貧困だった。

戦争の話になって

大抵の人の口から出てくるのは、

「負けてよかった…」

という感慨だった。

戦争中だって、日本人は、

米軍の捕虜になったとき、進んで祖国を裏切る

という話だった。

鬼畜米英という聞かされた話と捕虜に対する接し方の柔らかさとの余りのギャップから、

そうなってしまうということだ。

占領期、日本にやって来たマッカーサーが日本人の精神年齢を

12歳だと言った。

それは、

戦争中の日本人の祖国愛のなさを

踏まえた評価だ。

暴力で

「愛国心」を植え付けられないよ。

親への敬慕の気持ちを

国に対する忠誠心にすり替えるような教育で

国民を騙し続けるのは不可能だ。

マッカーサーは、

日本軍の兵士に普通に見られる祖国への裏切りが

何に起因するか、

一人の軍人として考え続けたと思う。

なぜ、祖国を愛せない?

思うに、彼の

「日本人の精神年齢は、12歳」発言は、

その洞察が背景にある。

すなわち、

当時の兵士には

日本がどう立派なのか、

突っ込んで思考する習慣がない点を指摘したものとして正当だよ。

安倍晋三は、

戦後の教育を悪者する。

しかし、敗戦時のまだ戦後教育とは無縁な

大人たちの

「戦争に負けてよかったんだ」

という

率直な感想が現在の日本を

作ったんだ。

その気づきを素直に受け入れ、

我々は、

大切にしないといけない。

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