acacia@freie_Herzさんのツイート。
――司祭も、チェロのソリストも、花嫁の裾を持つ女の子も、白人でない人を選んでいる。40年前は王族が異人種と結婚することに英国民の半数以上が反対だったが、今ではほとんど反対はない。むしろ多様性の象徴として歓迎されている。世の中は大きく変わっていると。〔21:17 - 2018年5月19日 〕――




英国と比較して
自由党Love@Love78622567さんが
こんなツイート。
――返信先: @freie_Herzさん
日本は相変わらず、皇太子ご夫妻に立派なお子さまがいるのに、男でないという理由で皇太子になれないという、発展途上国です。〔6:57 - 2018年5月20日 〕――
「発展途上国」
という言葉で思い出した。
是枝監督が
カンヌ映画祭で「万引き家族」という作品によって
最高賞パルムドールを獲得した。
受賞をよろこびゃいいのに、
「是枝裕和監督って在日?ドイツが何した、何で謝るの、誰に。「万引き家族」世界に恥晒して、日本を途上後進国にしゃがって」
などとツイートした人間がいた
(拙稿「万引きで「日本、すげぇ」と言われちゃったぞ。安倍よ、授賞式に臨席したか @カンヌ映画祭」)。
☆ 記事URL:https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/c697349fb52c3317b0191b6c1c292511
日本は、
途上後進国とか後進国というより、
「子どもの国」が
ぴったりな表現だと思った。
〔資料〕
「多様性認める英国 変化を世界に発信」
毎日新聞(2018年5月19日 23時19分)
☆ 記事URL:https://mainichi.jp/articles/20180520/k00/00m/030/126000c
【ロンドン矢野純一】故ダイアナ元妃の次男ヘンリー王子と、アフリカ系米国人の母を持つ俳優メーガン・マークルさんの結婚は、英王室に新しい風を吹き込み、時代に合わせて多様性を受け入れる王室の意思を国内だけでなく世界に示した。兄のウィリアム王子(35)、妻キャサリン妃(36)をしのぐ人気の2人は、高齢のエリザベス女王が支える英王室を兄と共に安定化させる存在となりそうだ。
英王族の男性と米国人女性の結婚は、国王を退位して1937年に離婚歴のある米国人女性と結婚したエドワード8世以来。かつては欧州の王族と同盟関係を強めるために婚姻を利用したが、アフリカ系の血を引く結婚は初めて。
交際発覚当初から、マークルさんは王室の歴史や伝統の壁に直面してきた。一部メディアはマークルさんの離婚歴や人種などを批判的に取り上げ、ネット上では「白人以外が王室に交じるのは許せない」などといった書き込みも目立った。ヘンリー王子は、こうした報道に自制を促す声明を出すなどしてかばった。
婚約直後の昨年11月、ヘンリー王子はマークルさんと共にBBCのインタビューに応じ、「変化をもたらしたい」と答えた。式には政治家を招待せず、戦地で障害を負った兵士らを招待。兄の結婚式と同様に、贈り物を受け付けない代わりに慈善団体への寄付を呼びかけた。
マークルさんは既に王室の行事に参加している。観客の少女らを抱きしめてあいさつしたり、イベントでセクハラ問題について「女性は自らの声を発する必要がある」と政治的ともとれる発言をしたりするなど、慣習にとらわれない言行を見せている。
しかし、そのスタイルは英国民にヘンリー王子の母のダイアナ元妃を連想させ、好意的に受け止められている。
元妃は親子の関係を大切にして王子を映画館に連れていくなど、慣習に抵抗していたからだ。
社会の進歩映し出す…英アストン大のエリス・カシュモア客員教授
英国民はセレブの結婚式のように受け止め、多くはマークルさんの人種問題や経歴を気にしていない。
王室は国民を代表する存在だ。社会が変わり多様化が進む現在、アフリカ系の血を引く女性が王室に入ることは、まさに今の英国を表している。社会が作り出した進歩的な考え方を映し出している。
キーワードは親しみやすさだ。ヘンリー王子は過去にさまざまなスキャンダルを起こしていることで逆に人気がある。兄ウィリアム王子より親しみやすく、パブで会っても気軽に話せるような存在だ。
マークルさんは俳優としての人気と共に、自分の意見を述べる自立した人物として受け止められている。メディアの扱い方にもたけており、注目を集めるという意味で王室にとっては完璧な花嫁だ。
エリザベス女王はこうした変化を好んだとは思わないが、あらがうことができないことを認識していたはずだ。新しい潮流は逆戻りしない。【構成・矢野純一】
【略歴】
メーガン・マークル
1981年、米ロサンゼルス生まれ。母はアフリカ系米国人のヨガインストラクター、父は白人でテレビ照明技師。両親は離婚している。米人気テレビドラマ「スーツ」などに出演する一方、女性の地位向上を目的とする国連組織「UNウィメン」の活動にも参加している。
ヘンリー・チャールズ・アルバート・デービッド
1984年生まれ。チャールズ皇太子と故ダイアナ元妃の次男。王位継承順位は6位。名門校イートン校を卒業後、陸軍士官学校に入学。アフガニスタンでも任務に就いた。除隊後、戦争で障害を負った元兵士たちの競技会に関わるなど慈善活動に参加している。
――司祭も、チェロのソリストも、花嫁の裾を持つ女の子も、白人でない人を選んでいる。40年前は王族が異人種と結婚することに英国民の半数以上が反対だったが、今ではほとんど反対はない。むしろ多様性の象徴として歓迎されている。世の中は大きく変わっていると。〔21:17 - 2018年5月19日 〕――




英国と比較して
自由党Love@Love78622567さんが
こんなツイート。
――返信先: @freie_Herzさん
日本は相変わらず、皇太子ご夫妻に立派なお子さまがいるのに、男でないという理由で皇太子になれないという、発展途上国です。〔6:57 - 2018年5月20日 〕――
「発展途上国」
という言葉で思い出した。
是枝監督が
カンヌ映画祭で「万引き家族」という作品によって
最高賞パルムドールを獲得した。
受賞をよろこびゃいいのに、
「是枝裕和監督って在日?ドイツが何した、何で謝るの、誰に。「万引き家族」世界に恥晒して、日本を途上後進国にしゃがって」
などとツイートした人間がいた
(拙稿「万引きで「日本、すげぇ」と言われちゃったぞ。安倍よ、授賞式に臨席したか @カンヌ映画祭」)。
☆ 記事URL:https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/c697349fb52c3317b0191b6c1c292511
日本は、
途上後進国とか後進国というより、
「子どもの国」が
ぴったりな表現だと思った。
〔資料〕
「多様性認める英国 変化を世界に発信」
毎日新聞(2018年5月19日 23時19分)
☆ 記事URL:https://mainichi.jp/articles/20180520/k00/00m/030/126000c
【ロンドン矢野純一】故ダイアナ元妃の次男ヘンリー王子と、アフリカ系米国人の母を持つ俳優メーガン・マークルさんの結婚は、英王室に新しい風を吹き込み、時代に合わせて多様性を受け入れる王室の意思を国内だけでなく世界に示した。兄のウィリアム王子(35)、妻キャサリン妃(36)をしのぐ人気の2人は、高齢のエリザベス女王が支える英王室を兄と共に安定化させる存在となりそうだ。
英王族の男性と米国人女性の結婚は、国王を退位して1937年に離婚歴のある米国人女性と結婚したエドワード8世以来。かつては欧州の王族と同盟関係を強めるために婚姻を利用したが、アフリカ系の血を引く結婚は初めて。
交際発覚当初から、マークルさんは王室の歴史や伝統の壁に直面してきた。一部メディアはマークルさんの離婚歴や人種などを批判的に取り上げ、ネット上では「白人以外が王室に交じるのは許せない」などといった書き込みも目立った。ヘンリー王子は、こうした報道に自制を促す声明を出すなどしてかばった。
婚約直後の昨年11月、ヘンリー王子はマークルさんと共にBBCのインタビューに応じ、「変化をもたらしたい」と答えた。式には政治家を招待せず、戦地で障害を負った兵士らを招待。兄の結婚式と同様に、贈り物を受け付けない代わりに慈善団体への寄付を呼びかけた。
マークルさんは既に王室の行事に参加している。観客の少女らを抱きしめてあいさつしたり、イベントでセクハラ問題について「女性は自らの声を発する必要がある」と政治的ともとれる発言をしたりするなど、慣習にとらわれない言行を見せている。
しかし、そのスタイルは英国民にヘンリー王子の母のダイアナ元妃を連想させ、好意的に受け止められている。
元妃は親子の関係を大切にして王子を映画館に連れていくなど、慣習に抵抗していたからだ。
社会の進歩映し出す…英アストン大のエリス・カシュモア客員教授
英国民はセレブの結婚式のように受け止め、多くはマークルさんの人種問題や経歴を気にしていない。
王室は国民を代表する存在だ。社会が変わり多様化が進む現在、アフリカ系の血を引く女性が王室に入ることは、まさに今の英国を表している。社会が作り出した進歩的な考え方を映し出している。
キーワードは親しみやすさだ。ヘンリー王子は過去にさまざまなスキャンダルを起こしていることで逆に人気がある。兄ウィリアム王子より親しみやすく、パブで会っても気軽に話せるような存在だ。
マークルさんは俳優としての人気と共に、自分の意見を述べる自立した人物として受け止められている。メディアの扱い方にもたけており、注目を集めるという意味で王室にとっては完璧な花嫁だ。
エリザベス女王はこうした変化を好んだとは思わないが、あらがうことができないことを認識していたはずだ。新しい潮流は逆戻りしない。【構成・矢野純一】
【略歴】
メーガン・マークル
1981年、米ロサンゼルス生まれ。母はアフリカ系米国人のヨガインストラクター、父は白人でテレビ照明技師。両親は離婚している。米人気テレビドラマ「スーツ」などに出演する一方、女性の地位向上を目的とする国連組織「UNウィメン」の活動にも参加している。
ヘンリー・チャールズ・アルバート・デービッド
1984年生まれ。チャールズ皇太子と故ダイアナ元妃の次男。王位継承順位は6位。名門校イートン校を卒業後、陸軍士官学校に入学。アフガニスタンでも任務に就いた。除隊後、戦争で障害を負った元兵士たちの競技会に関わるなど慈善活動に参加している。
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