のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

愛媛県新文書が出たことで、首相と加計理事長が会食。 その場で、大学設置の話をしたことが明らかになった

2018年05月22日 19時23分35秒 | 安倍某とそのお友達
愛媛県新文書にって、

「首相と加計理事長が会食」。

そのとき、

大学設置の話をしたことが明らかになった

(朝日新聞、2018年5月21日付記事「「首相と加計理事長が会食、大学設置の話」愛媛県新文書」参照)。

☆ 記事URL:https://www.asahi.com/articles/ASL5P6SFBL5PUTIL07W.html

新文書は、

朝日新聞によると、次のような内容だ。

     ◇
報告
獣医師養成系大学の設置に係る加計学園関係者との打合せ会等について
                    27.3.
                    地域政策課
1 加計学園から、理事長と安倍首相との面談結果等について報告したいとの申出があり、3月3日、同学園関係者と県との間で打合せ会を行った。
2 加計学園からの報告等は、次のとおり。
 ①2/25に理事長が首相と面談(15分程度)。理事長から、獣医師養成系大学空白地帯の四国の今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指すことなどを説明。首相からは「そういう新しい獣医大学の考えはいいね。」とのコメントあり。
 また、柳瀬首相秘書官から、改めて資料を提出するよう指示があったので、早急に資料を調整し、提出する予定。
 ②下村文科大臣が一歩引いたスタンスになっており、県においても、官邸への働きかけを非公式で実施いただけないかとの要望があったが、政治的な動きは難しい旨回答。
 ③検討中の大学附置施設(高度総合検査センター等)の設置には多額の費用が必要であるが、施設設置に伴う国からの補助がない中、一私学では困難であるので、国の支援が可能となる方策の検討を含め、県・市の財政支援をお願いしたい。
 なお、3月4日には、同学園と今治市長が面会し、ほぼ同内容の説明があった。
3 おって、3/3に開催された国家戦略特区諮問会議では、特区法改正案に盛り込む追加規制緩和案が決定されたが、新潟市の国家戦略特区(獣医学部設置に係る規制緩和)は、含まれていない。今後、26年度末までに出される構造改革特区提案(愛媛県・今治市)に対する回答と合わせて、国家戦略特区の結論も出される模様。
4 ついては、加計学園の具体的な大学構想が示されたことから、特区提案の動向を踏まえ、今後の対応方針について、今治市としっかりと協議を進めていきたい。
     ◇
報告
獣医師養成系大学の設置に係る今治市と加計学園との協議結果について
27.3.
地域政策課
1 今治市と加計学園関係者との獣医師養成系大学の設置に係る協議(3/15、同市役所で実施)結果概要について、次のとおり報告があった。
 (1)柳瀬首相秘書官と加計学園の協議日程について(2/25の学園理事長と総理との面会を受け、同秘書官から資料提出の指示あり)
 (学園)3/24(火)で最終調整中である。
 (2)柳瀬首相秘書官への提出資料について
 (学園)今後、資料の最終調整を行う。資料が出来次第、連絡する。
 資料としては、①学園作成の概要版資料(アベノミクス支援プログラムの企画提案)、②県・市の資料、③参考資料として「海外の動き」、「特区提案の経緯」及び「全国の獣医大学分布図」などを添付予定。
 (市)県・市作成資料(25年12月副知事と市長の文科省訪問時の資料)と学園作成の大学構想資料とを区分して提出願いたい。
 26.12.17 東京圏国家戦略特別区域会議「成田市分科会」(医学部の新設を検討)における成田市及び国際医療福祉大学の資料を例に構成すること。(別紙p.3)
 学園作成の概要版資料の表紙(別紙p.4)は、写真及び県と市のマークやキャッチフレーズは削除し、学園名を明記。
 (3)大学構想について
 (学園)日本獣医師会の反対意見から考えて、今回提案したレベルのものでなければ難しいと思う。
 (市)今回の構想の実現に関しては非常に巨額の資金が必要とのことであるが、今治市としては、50億円の支援と用地の無償提供が限界である。その中で資金計画を練ってほしい。
 また、県からも協力をいただけると思っているが、県としても厳しいとの話は受けている。《加計学園からの反応なし》
 (学園)構想実現のために、愛媛大学との共同大学院の開設や愛媛県の研究機関との連携を検討しているので、協力願いたい。
 (4)文部科学省の動向について
 (学園)文科省から獣医学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議委員に対する意見照会を実施している模様。
 2/25に学園理事長と総理との面会時の学園提供資料のうち、「新しい教育戦略」(別紙p.5-6)に記載の目指すべき大学の姿に関する部分を抜粋したアンケート形式の資料を示して、短期間での回答を求めている。アンケート結果は、柳瀬首相秘書官との面会時に、学園に対し、情報提供されるものと推測。
 なお、委員からの評判は概(おおむ)ね良いとの情報を得ている。
2 ついては、引き続き、今治市と連携しながら、柳瀬首相秘書官に提出する資料確認や面会結果及び文科省の動向等について、情報収集に努めて参りたい。
(参考) 加計学園の直近の動向・今後の予定
2/25 理事長と安倍総理が面談
3/3 県との打合せ会
3/4 今治市長と面談
3/8 山本順三参議院議員を励ます会に出席した下村文科大臣と面談
3/15 今治市と協議
 (市:企画財政部長、企画課長)
 (学園:事務局長、次長、参事)
3/24又は3/26(調整中) 柳瀬首相秘書官に資料提出
     ◇
報告
獣医師養成系大学の設置に係る内閣府及び首相秘書官訪問について
27.3.
地域政策課
1 3/24(火)、首相官邸において、柳瀬首相秘書官らと加計学園関係者との間で、獣医師養成系大学の設置について協議した結果について、次のとおり今治市から報告があった。
 《柳瀬首相秘書官の主なコメント》
 ・獣医師会の反対が強い。
 ・この反対を乗り越えるためには、地方創生特区の活用が考えられるので、県や今治市と一緒に内閣府の藤原地方創生推進室次長に相談されたい。
2 また、加計学園から内閣府の藤原次長との相談日程が4月2日11時30分に調整できたとの連絡があったと今治市から報告があった。
 さらに、安倍総理と加計学園理事長が先日会食した際に、獣医師養成系大学の設置について地元の動きが鈍いとの話が出たとのことであり、同学園としては柳瀬首相秘書官に4月2日午後3時から説明したいので、県と今治市にも同行願いたいとの要請があったと今治市から連絡があった。
3 ついては、柳瀬首相秘書官に対し、県・今治市の獣医師系養成大学の設置に向けた取組状況を丁寧に説明するとともに、内閣府藤原次長から地方創生特区等について、情報収集をいたしたい。
(参考)加計学園の直近の動向・今後の予定
 2/25 理事長と安倍総理が面談
 3/3 県との打合せ会
 3/4 今治市長と面談
 3/8 山本順三参議院議員を励ます会に出席した下村文科大臣と面談
 3/15 今治市と協議
 3/24 柳瀬首相秘書官との面談

以上



布施祐仁@yujinfuseさんが

こんなコメント。

――これ読んだら、加計理事長が安倍首相に会ってプレゼンしてから、柳瀬秘書官もそれをフォローする形で動いていますよね。首相から指示を受けたこともなければ報告をしたこともないっていうのは、やはり真っ赤な嘘だったのか。官邸の中で口裏合わせしていたことになりますよね。〔22:10 - 2018年5月21日 〕――

また、前川氏も

大変に評価されておられる。




この文書から

指示もありゃ、忖度もあった。

加計と安倍のずぶずぶの関係が推察される。

なぜ、こんな記録が残ったか――。

それは、

残った記録を前提に

加計学園側がそれを使って愛媛県を動かそうとしたからだろう。

布施さんが指摘するように

「加計は、まさに首相の地位を利用して

獣医学部新設を実現しようとした」ってわけだな

(同氏のツイート〔12:59 - 2018年5月22日 〕参照)


<追記>

きっこ@kikko_no_blogさんのツイート。

――「安倍晋三首相の右腕である柳瀬唯夫氏は22日、2015年2月25日に安倍首相が加計孝太郎理事長と面会したという愛媛県の文書の内容について「このような話は聞いたこともない」と述べた」‥‥って、1年前のこともロクに記憶してないお前が、3年前のことを覚えてるわけねえだろ?この大嘘つき野郎!〔22:43 - 2018年5月22日 〕――

官僚の証言は、

証言内容そのものよりも、魂を売っているか否かだけが問題になる

世の中が到来した。

たとえば、

哲夫:反ファシズム@bbtetsuoさんは、

こう断じる。

――最近では、官僚が出世するのは「優秀」だからではない。
悪魔に「魂を売った」からだ。〔2:16 - 2018年5月23日 〕――

あるいは、

――「春」を売る「女」を蔑むというなら、その百倍、「魂」を売る「官僚」を蔑め。〔2:22 - 2018年5月23日 〕――

とも。

2018年5月23日未明 記



<追記-2>

百田尚樹が

何かの番組で

「愛媛県の文書は不自然。問題の部分に明朝体とゴシック体が混在。単純に考えると後から文章を足したとしか思えない。怪しいメモ。仮に百歩譲ってメモが本当だとしても安倍総理が語った証拠が無い、加計氏が勝手にそう言った可能性もある」

とのたまっているらしい

(ちぢれ麺@chidiremen11のツイート〔10:42 - 2018年5月22日〕)。

明朝体とゴシック体が混在という点については、

この公文書が

「記録」ではなく、

「説得」のツールに使われていた可能性が強いこと、

すなわち、「加計学園側がそれを使って愛媛県を動かそうとした」文書作成の狙いを

考えたら納得できる

(上掲本文、布施祐仁@yujinfuseさんに指摘参照)。

また、後段の百田の、

「百歩譲ってメモが本当だとしても安倍総理が語った証拠が無い、加計氏が勝手にそう言った可能性もある」

と指摘については

安倍と加計が親友同士である点に注目すべきだ。

すなわち、

彼の『そういう新しい獣医大学の考えはいいね。』とのコメントに関しては、

二人の親密な間柄でのやり取りだろうから、

嘘はないと見ていいだろう。

どうしても納得できないというのなら、

加計孝太郎を証人喚問に呼び出し、本人に直接、問い質したらよいだろう。

なのに、それをしないのはどうしたわけだろうか。

aoi sora@4023Soraさんが

後者の点につき、こうツイート。

――「首相が侮辱された」、面会をしていないのに面会をしていると文書に書かれて。一国の首相を侮辱、大変な事件です、直ぐに関係者を証人喚問して首相の無実を証明しましょう。加計孝太郎、愛媛県職員らを直ちに証人喚問すべきです。でも、それをしないのは何故なのでしょう。不思議ですね。〔15:49 - 2018年5月22日 〕――

加計孝太郎って、

本当、百田氏の考え方に立てば、

事実をでっち上げた人間だ。

ふてぇ野郎だから、

さっさと証人喚問すればいいんだ。

そうすれば、

さっさと白黒がつくぞ。

2018年5月23日早朝 記


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (なか)
2018-05-22 21:40:48
腹心の友(再従兄弟)なんだから相談しないほうがオカシイワヨ。ゴルフ中も相談してますよね。岸の孫二人は何をしても許される模様
返信する

コメントを投稿