ALIVE

S.THUNDERS diary

アクセス解析&コメント式にしました。

新神楽

2007年03月10日 | Weblog
今日は大阪のアメリカ村のど真ん中、新神楽で友人の追悼ライブ。
みんなで京都周りで4,5時間かけて大阪に。
俺は腹を痛めてて大阪に着くなりすぐに便器マンに変身。
今日の大阪は日曜だというのにいつものような活気が薄れてて、騒々しい感じは
なかった。恐らく雨のせいだと思うけど。
リハーサルまで時間があったのでメンバー達とアメリカ村を徘徊。
俺と、同行してたあ~の君はサングラスがほしかったので色々とお店を見て回るんだけど、どうも最近の流行はインテリ系の透けてるようなやつだとか、俗に言うギャルと言われてるまんこくさそうな人らが付けるフレームがやたらでかい
やつとかばっかりで、これといった物が見つけられない。

数件歩き回っておいらはアイカワショウを手に入れた。
あ~の君も自分に似合ったサングラスをチョイス。亮太は貧乏性なので
1万円以上の服を置いてる店に入るとゲロが出るという始末。
ちょっとおもしろかった。

はやとは楽器屋ばっかり。彼は楽器好きなんで2件ほど楽器屋を回る。
おいらもレスポールがほしかったので見て回ってた。
グレッチのレスポールを発見。中はやっぱり空洞なんかな。
かっこいいストラップがあったんだけど、値段が高くて手が付けられない。
やたらと大阪のお店はどんな店でも若い店員が真横に付けて延々と話してくるのが
うっとうしい。落ち着いて商品を見たいんだけど、あれはショップ店員という物の値打ちをかましてるんだと思うけど、ほんとに邪魔だし息が臭い。

もっと安くて歪な商品がほしいけど、大阪はおれが思うに変わってきてる。
東京みたいな商品が立ち並ぶ。
変わっていくのが、進化していくのが嫌いなわけじゃないんだけど、なんか寂しさに似たような気持ちがある。




そしてライブ。

久しぶりの仲間達と再会。
悪意の小出君とも久しぶりで少し話をして髪の毛を立たせてもらう。
わざわざ用事があるのにもかかわらず数名だが、友人達が顔を出してくれた。
お客もバンドと合わせたら中くらいのライブスペースに満タンで、中に入れない状態。

リハーサルは、ライブスペースが同ビル内に2カ所あるので、前のバンドの演奏中に
もうひとつのバンドが違うスペースでリハーサルと言う感じ。

おいら達は3番目、オールナイトライブの前半戦を任されることになり
リハーサルしてわずが10分後に本番という今までにしたことのないスタイルで。
リハーサル時から、客が数名出入りしてたので少しモチベーションは上がりづらかったのが本音。

亮太がインフルエンザでおいらも早速うつってがちんこちんだったんだけど、
体調不良をいいわけにするバンドほどしょうもない連中はいない。
はっきり言って、音楽をやる資格がないと思う。
中学生や高校生のバンドじゃないんだから、喉が痛くて声がでんとか、体調悪いから
いい演奏ができないとか、だっせー。ステージに立つ以上、ちゃんとしたプロ意識もたんと。あ・ま・え・す・ぎ


亮太はしっかりと叩いてくれた。今回は追悼ということなので、曲間もつめて
追い込んだ。お客に対してのパフォーマンスなんかもいつもみたいにしなかったけど、こう一人の人間に対して、客も入れれば数百名の仲間達が演奏をする
こんな奇跡の中で演奏できて嬉しい。
ぱんだひろえもよろこんどるであろう。一人の人間のためにここまでの事が出来る
大阪の仲間に尊敬します。ここまで人を集めれるぱんだひろえにも尊敬。

俺たちは生きて行かなきゃいけない。どんな事があっても、後退はしても、毎日
生きていかないかん。正直、ひろえちゃんの声は忘れちゃったけど、
どこか遠くの方で声が聞こえたようにも感じたステージでした。

えのさんやかみやんのヤジはたくさん聞こえたけど。にやり


そしてメンバーでしばらく車にて休憩。
みんな徹夜明けで大阪到着して言ってみればすぐにリハーサル、本番だったのでけっこう身体にダメージがある。珍しく酒も飲んでる。雨の車内でメンバーだけで色々と話をする。
残りのバンドも、全国でぎゃんぎゃん言わしてる同士達、できるだけ観戦したいんだけど、ほんとにこの日は無理。
みんなぐでんぐでん。体力がないんかな。少しだけ仮眠して残りのライブに力をためました。



腹が減ったのではやととあ~の君のメタルコンビはラーメンを食べに。
俺と亮太はもうしばらく休憩して二人でたこやきBARに。
みずほっていうアメリカ村のたこやき屋以外、ほんとにこれといったお店が少ない。
甲我流というのもおいらはあんまり好きでない。個人の好みの範囲で。
みんなが言ってるほど、おいしいのか疑問。
このたこ焼きバーもそれといって美味しくない。普通のたこ焼き屋のたこやきを
オシャレなバーで食べとるような。

やっぱりみずほが一番好きです。
とろとろが好きです。
安いのが好きです。
おっぱいは大きければ大きいほどいいかもしれませんが、基本的になんでも好きです。あれれ

そして後半戦を観戦。

その前にみんなと談笑。




昔に比べて大阪という街は良い意味でも悪い意味でもやりやすくなりました。
よく楽屋で誰かが喧嘩してたり、演奏中にビール瓶飛んできたり、色々経験しました。それが逆に大阪の良いところだとも思っています。
分かり易く、とても感情的な街。

いつきてもやっぱり楽しい。


後半戦も大いに盛り上がってました。こういうライブを見習いたい。
地元の腰抜けどもに見せてやらないかん。
刺激的な夜をもっともっと演出したい。

企画の進め方、調整、演出、色々と吸収させてもらう。
最後の爆竹大会みたいなの、すごくいい。おいらがライブで投げる爆竹の2,3倍は放たれたであろうか。息をする度に喉奥に煙が刃物か、凍り付いた突風のように
突き刺さり咳き込み、まわりは白煙に多い囲まれ、アンプから歪なノイズが放出される。

ぱんだひろえの追悼に相応しい演出効果でした。


夜が明けて、ライブも終わる。
地下でダンスのイベントか何かをやっていたみたいで、若い子が多い。
俺たちは帰路につかなきゃいけない。
後ろ髪を引かれながらも朝の6時前に有料駐車場を出た。
バーが開き国道へ抜ける。

ここからはタミフル亮太が運転。

後は4月の企画と5月のツアー、そしてレコーディング。
はやとにベースはお世話になる。
ほんとにいま最高の状態かもしれない。仲間意識というのもそうだし演奏も、テンションも。

最高になるためにやらなきゃいけないことがある。



今日はひろえちゃんの追悼式。
雨で風が強い夜だった。まさにぱんだひろえ