お盆を過ぎても酷暑が続いています。今年のお盆は母の一周忌で広島の実家に帰省して過ごしました。
8/13(土)山口県防府市の神社(宇佐八幡宮)で毎朝、フクロウが出てきて愛くるしい姿で参拝者を出迎えて呉れるとのことで帰省の途中立寄ってきました。
このフクロウは、宮司さんが、5月頃、本殿の裏に衰弱してうずくまっている1羽のひなを見つけました。「ふくちゃん」と名付け、元気になるよう鶏肉を与えると、すくすくと育ち、恩を感じたのか、近くに住み着くようになり、参拝者の人気者になっているとのこと。TBSで全国放送されたこともあります。
毎朝、6時頃現れるとのことで、5時半過ぎに到着、先客はお一人、様子を伺うとまだ出ていないとのこと、しばらく境内を散策(参拝記録を調べると当社は2008年3月12日に参拝していました。)拝殿、本殿とも今時珍しい萱葺きで独特の風格があります。6時近くになると参拝者(ほとんどフクロウ目当て)も増えて来ました。
定刻?の6時過ぎに拝殿の屋根に飛んで来ました。ほどなく森に姿を消したようですが、再び本殿近くの木に止まっているのが見られました。最後は拝殿に入って来て、さい銭箱まで出て来て愛嬌のある姿を楽しませてくれました。
フクロウカフェなどが問題となったこともありましたが、此処では籠に入れて飼育しているわけでなく、自然に任せているようで、昼間は森に帰るとのことで、暖かく見守っていつまでもこの神社の人気者であってほしいと願っています。
フクロウ(梟、学名:Strix uralensis、英名:Ural owl、科属:フクロウ科フクロウ属、体長:50cm、時期:留鳥)
フクロウの名前は鳴き声が由来。各地にさまざまな方言がある。
五郎助奉公、ぼろ着て奉公、法法五郎助奉公いろいろな鳴き声に聴こえる。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 282頁)
撮影機材:カメラ:Nikon D7200
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
撮影日時:2016年08月13日06:05~
撮影場所:山口県防府市
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
フクロウ(山口県防府市)
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