goo blog サービス終了のお知らせ 

みること、みられること --ちょっとメモ

2011年03月25日 | 自然と人のかけはし
「よっさんは、眺めること観察することが好きなんだと思う」とのメモより
ふと気づいたことのメモ

生きものや天体、自然のものを対象に遊んだり学んだりしてきたわけですが
ツリーイングは 少し違うんじゃないかと

「木に登る」というより「木の中にいる」という感覚で
ふと、自分の視点が木の方に移って
自分を見ている 意識するような 感覚なのかなぁと

あぁ、自分はこんな大きな木の枝に包まれて
小さくわいわいと 腕の中で遊んでる
ぶらさがって、枝に座り、そう、肩車してもらって眺める

世界はこんなに広かったのかと
自分はこの中にあるのかと


みることって みられることだったり
みられるものになってみたり
そして視座を 遠く 高く 自由に舞い上げる

そんなことが好きなのかと

スノーシュー遊んできました

2011年02月15日 | 自然と人のかけはし
マキノ高原でスノーシュー借りて遊んできました

「スノーシュー」は、深い雪でもあんまり沈み込まず
山の斜面を自由気ままに歩きまわったり駆け下りたり出来るもので

写真は分かりにくいですが、
結構な斜面を泳ぐように駆け下りたり、わしわし、と這い登ったり
雪まみれになって遊べるので、とても面白いです。

時々青空も見えたり、時には軽く吹雪いてみたりと、雪遊びには良い日和で

鹿さんのあとを追って山に入ります。

今年の大雪で、いっぱい枝が折れてたり倒れて埋まっていたり

マヒワという黄色い小さな渡り鳥が50羽くらい、ハンノキ?の雌花をつついていたり

たぶんカナクギノキのかわいい冬芽と花芽がいっぱいあったり

お馴染みウサギの足跡があったり

名前はわかりませんが、枝が真っ赤になっていたり。

なんの足跡でしょう?
ちょっと子どものおててに 似ています

遠くで「ヒュー、ヒュー」と声がするので何かと探していたら
斜面にいっぱいお猿さん(ニホンザル)が歩いていました。
目を下ろすと、さっきの足跡。なるほど、こんな足跡なんだ、と しばらくあとを追って歩いていました。

ちょっと散歩のつもりが しっかり5時間。
寝っ転がって小鳥を見たり りんご食べたり
雪かきだけじゃなく雪を堪能できて、ほっと一息。2月も半分。
--
途中でガイド中のマキノ高原支配人さんとすれ違いました。
雪遊びはまだまだ楽しめそうです。
全く初めての方は、ガイドしてもらってくださいね

天王星を探す

2010年12月26日 | 自然と人のかけはし
澄み切った冬空で 星がきれいだったので
前から気になっていた「天王星」を探してみました

南に高く登った木星の近く
調べてみると その少し北東にあるようで
鳥を見る望遠鏡で じ~っくり見たのですが
このへんかな、というところに
暗い、暗い、星が一つ

そうかな? そうかな? と そのつもりで見れば
わずかに青みがかかって わずかに面積があるようにも見える…か

なんとか 見た ということにします

55倍では、火星でも小さくしか見えないわけで
オリオン座大星雲の 翼を広げた鳥の姿を見て 満足しました

和泉葛城山のブナ林へ

2010年08月24日 | 自然と人のかけはし
赤い月が沈み オリオンやシリウスたちが光を失っていき
そして鳥やセミたちが鳴き出すのをみながら
ぼつぼつと 和泉葛城山のブナ林に入っていきました

少し歩いては立ち止まり 座り込んだり 寝転んだり

日が森の中を照らし出し 暖かくなってくるまで
あんまりいろんなことがあって どう書いていいのやら

センダイムシクイがいっぱい、枝先で飛び回り キビタキと からんだり
アオゲラの子どもかな ばたばたと幹に止まったり枝に止まったり

他にも鳥たちは、ヤブサメ、コガラ、ウグイス、アオバト
、コゲラ、ヤマガラ、エナガ、ツバメ、ヒヨドリ、カケス

そして見慣れた滋賀のブナよりちょっと小さな こちらのブナの葉
真っ赤な幹の立派な赤松やコナラと並んでいたり
さらに立派なアカガシといたり
膝丈の笹原や、ミヤマシキミの原っぱに生えていたり
クサアジサイやキク科の草本などが ちゃんと生えていたり

なんだか 盛りだくさん でも本当に狭い範囲のブナ林
とにかくよく見て 記憶に残しておこうと思いました

和泉葛城山から 月は東に日は西に

2010年08月23日 | 自然と人のかけはし
貝塚の大阪府立少年自然の家まで
ツリーイングのスタッフとして来たので
ついでに近くの和泉葛城山に上がってみました
夕暮れ 沈みかけの太陽を追いかけて展望台に登りました

雲の切れ間から真っ赤な太陽
東を見ると もう登ってる 白い まぁるい月

上半分の天球に 大きく広がる空と
下半分の眼下に 大きく広がる大地

静かな夕暮れ 飛行機が飛んでいきます

そして
輝きを増す月と
色の消えていく空と
お日様を追いかけていく宵の明星を見ながら 夜を待って

真上にひとつ星 ベガが光って
ずいぶん待ってて アークトゥルスが光って
薄ぼんやりと穏やかな 白い夏の夜が更けて行きました

マックノート彗星(C/2009 R1)見えました

2010年06月12日 | 自然と人のかけはし
マックノート彗星(C/2009 R1)が見えるときいて
探して なんとか見つけました

調べても正確な位置がいまいちはっきりせず
昔の星図を出してきて あぁだこぅだ線を引いて
夜明け前の低い東の空で 順々に星を辿っていきます
あと5度くらいを ぼんやり見て… ようやく見つけました
まだそれほど明るい感じはなくて気を抜くと消えてしまうくらい
双眼鏡ではこれで精一杯

久しぶりの星夜に二重星団やメシエ天体を巡ったり星座を探したり
さて3時。寝ようかな