(前回までのあらすじ)
スモールエッグを見に宮城某所に行った我々であったが、そこで見たものは…。
「あーーっ!!これいいんじゃない」と目を見開いて立つ妻が見ていたものは、エメロード390ジャパン(スペシャル)の内装であった
(エメロードについてはキャンピングカーナビあたりも参照のこと)。

正直言って、このトレーラーは価格面から言っても、大きさから言っても今まで完全にノーマークであった。なぜなら、牽引免許不要とは言え、現在所有するコンパクトカーではとても牽けそうになく、また室内も自分たちには広すぎるのではないかと感じていたからである。価格もスモールエッグより高めでオプションをつけると優に(諸費用抜きで)300万円コースであるため、簡単には手が出ない。
しかし、実車を見ると、もちろんスモールエッグよりははるかに大きいのだが、2倍も3倍もあるという大きさではないため、取り回しが極端に違うというほどではなさそうだし、スモールエッグよりはるかに広々としている。特に気に入ったのは、常設ダブルベッドである。うちの場合は基本的には私と妻の2人だけで旅行することが多いと思われるので、ベッドメイクの必要がないのは素晴らしい(その分、ダイネットをベッド展開するのは若干手間取りそうであるが)。さらに、常設ベッドであることを生かして、マットレスの下にはウッドスプリングが配置されているため、普通のキャンピングカーのマットレスよりはるかに柔らかい感触となっている。これは、マットレスが変わると眠れなくなる私にはぴったりかもしれない。

もう一つこのモデルが優れているのは、(簡易的ではあるが)アコーディオンカーテンで2ルームにすることができ、家族がベッドで寝ていても、他の人がダイネットでくつろぐことができる点である(下の写真の真ん中くらいにアコーディオンカーテンがある)。まあ実際これがどれくらい役立つかは微妙だが、少なくとも、いざというときにプライバシーが保てるのは安心である。

さらに、現在は、バリューパックとエメロードパックの計約50万円分のオプションがおまけでついてくる(液晶テレビまで装備されている)とのことで、かなりお買い得である。個人的にはテレビはついていてもいなくてもいいのだが、ただでついてくるのはやはり魅力である。
名前が「ジャパン(スペシャル)」となっているのは、日本の環境・市場に合わせた様々なモディファイが加えられているからで、たとえば、FFヒーターの風をダクトで離れた場所に送ったり、サブバッテリーの充電時に電圧を上げて効率を上げたり、フロアカーペットやアルミホイールなどの快適・安全に過ごすための装備などが標準でついてくる。
個人的には、インディアRVのロゴが入っているのはいいのだが、もう少し小さくても良かったかな、と思わなくもない。まあこれは好みによるだろう。
全体としては、確かに一番の売れ筋と言われるのも不思議がないかなり良くできたトレーラーだという印象であった。特に夫婦2人であれば十分すぎる装備だろう。いろいろな検討の末、最近キャンピングカーを買おうという気持ちが少し折れかけていた我々(特に妻)であったが、特に妻はこの日を境に「エメロード」「エメロード」とつぶやくようになってきた。これを牽く場合は、完全にヘッド車を新しくしないといけないわけだが、それを考えてみようか、という気にやっとさせてくれる魅力のあるトレーラーだと感じた。
ついに我々もここまで来てしまったのか…。
(つづく)
スモールエッグを見に宮城某所に行った我々であったが、そこで見たものは…。
「あーーっ!!これいいんじゃない」と目を見開いて立つ妻が見ていたものは、エメロード390ジャパン(スペシャル)の内装であった
(エメロードについてはキャンピングカーナビあたりも参照のこと)。

正直言って、このトレーラーは価格面から言っても、大きさから言っても今まで完全にノーマークであった。なぜなら、牽引免許不要とは言え、現在所有するコンパクトカーではとても牽けそうになく、また室内も自分たちには広すぎるのではないかと感じていたからである。価格もスモールエッグより高めでオプションをつけると優に(諸費用抜きで)300万円コースであるため、簡単には手が出ない。
しかし、実車を見ると、もちろんスモールエッグよりははるかに大きいのだが、2倍も3倍もあるという大きさではないため、取り回しが極端に違うというほどではなさそうだし、スモールエッグよりはるかに広々としている。特に気に入ったのは、常設ダブルベッドである。うちの場合は基本的には私と妻の2人だけで旅行することが多いと思われるので、ベッドメイクの必要がないのは素晴らしい(その分、ダイネットをベッド展開するのは若干手間取りそうであるが)。さらに、常設ベッドであることを生かして、マットレスの下にはウッドスプリングが配置されているため、普通のキャンピングカーのマットレスよりはるかに柔らかい感触となっている。これは、マットレスが変わると眠れなくなる私にはぴったりかもしれない。

もう一つこのモデルが優れているのは、(簡易的ではあるが)アコーディオンカーテンで2ルームにすることができ、家族がベッドで寝ていても、他の人がダイネットでくつろぐことができる点である(下の写真の真ん中くらいにアコーディオンカーテンがある)。まあ実際これがどれくらい役立つかは微妙だが、少なくとも、いざというときにプライバシーが保てるのは安心である。

さらに、現在は、バリューパックとエメロードパックの計約50万円分のオプションがおまけでついてくる(液晶テレビまで装備されている)とのことで、かなりお買い得である。個人的にはテレビはついていてもいなくてもいいのだが、ただでついてくるのはやはり魅力である。
名前が「ジャパン(スペシャル)」となっているのは、日本の環境・市場に合わせた様々なモディファイが加えられているからで、たとえば、FFヒーターの風をダクトで離れた場所に送ったり、サブバッテリーの充電時に電圧を上げて効率を上げたり、フロアカーペットやアルミホイールなどの快適・安全に過ごすための装備などが標準でついてくる。
個人的には、インディアRVのロゴが入っているのはいいのだが、もう少し小さくても良かったかな、と思わなくもない。まあこれは好みによるだろう。
全体としては、確かに一番の売れ筋と言われるのも不思議がないかなり良くできたトレーラーだという印象であった。特に夫婦2人であれば十分すぎる装備だろう。いろいろな検討の末、最近キャンピングカーを買おうという気持ちが少し折れかけていた我々(特に妻)であったが、特に妻はこの日を境に「エメロード」「エメロード」とつぶやくようになってきた。これを牽く場合は、完全にヘッド車を新しくしないといけないわけだが、それを考えてみようか、という気にやっとさせてくれる魅力のあるトレーラーだと感じた。
ついに我々もここまで来てしまったのか…。
(つづく)