キャンピングカーでどこに行こうか、と思い浮かべたとき、必ずしも行きたい場所は観光名所とは限らない、とこの本を読んで気づいた。
これは、安居(あんきょ)氏が
実際に訪れた
珍地名の場所の紹介を1冊の本にまとめたものである。一例を挙げると、スケベニンゲン(オランダ)、エロマンガ(バツアヌおよびオーストラリア)、マルデアホ(アルゼンチン)などの外国の地名に混じって、ハワイ(鳥取県)、ごめん(高知県)などの日本の地名も混じっている。
ウェブサイトもあるが、実は、書籍化された方が良いと感じる珍しい本の一つかもしれない。手のひらサイズの本に、珍地名の基本情報と記念写真がコンパクトにまとまっており、ぱらぱら見ているだけで飽きない。ウェブサイトの方では、さらに多くの写真が収録されているため、興味を持った地名をみつけたらそちらを見るのも一興である。
安居氏のすごいのは、単に珍しい地名を探すだけではなく、実際にそこに行っていることである。さすがに海外にキャンピングカーで行くのは難しいが、日本だけでも70件以上含まれているため、キャンピングカーでこんな地名を周る旅も面白いかもしれない。読むだけで勇気付けられ、想像するだけで楽しくなる、稀有な本である。
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これは、安居(あんきょ)氏が
実際に訪れた
珍地名の場所の紹介を1冊の本にまとめたものである。一例を挙げると、スケベニンゲン(オランダ)、エロマンガ(バツアヌおよびオーストラリア)、マルデアホ(アルゼンチン)などの外国の地名に混じって、ハワイ(鳥取県)、ごめん(高知県)などの日本の地名も混じっている。
ウェブサイトもあるが、実は、書籍化された方が良いと感じる珍しい本の一つかもしれない。手のひらサイズの本に、珍地名の基本情報と記念写真がコンパクトにまとまっており、ぱらぱら見ているだけで飽きない。ウェブサイトの方では、さらに多くの写真が収録されているため、興味を持った地名をみつけたらそちらを見るのも一興である。
安居氏のすごいのは、単に珍しい地名を探すだけではなく、実際にそこに行っていることである。さすがに海外にキャンピングカーで行くのは難しいが、日本だけでも70件以上含まれているため、キャンピングカーでこんな地名を周る旅も面白いかもしれない。読むだけで勇気付けられ、想像するだけで楽しくなる、稀有な本である。