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能登半島

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ヤマタノオロチは北陸に棲んでいた!!

2006-06-15 | 能登雑記
日本古来から伝わる神話の中に須佐之男命(スサノオノミコト)の八岐大蛇(ヤマタノオロチ)退治の伝説があります。

出雲に高志の国に棲む八岐大蛇が毎年出雲にやって来て娘を食べてしまう。その八岐大蛇を須佐之男命が退治し、尾から出てきた天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)を天照大神に献上したとされています。

天叢雲剣とは、天皇が継承している鏡・玉・剣の「三種の神器」の一つです。天孫降臨の時に天照大神から授けられたとされていて、それぞれ、八咫鏡(やたのかがみ)、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)、天叢雲剣と呼ばれています。

天皇の即位儀礼の際には三種の神器を奉る儀礼があり、この三種の神器を所持することが日本の正統な帝としての証しであり、皇位継承の際に代々伝えられています。現在、八咫鏡は伊勢神宮に天叢雲剣は熱田神宮にそれぞれ神体として奉斎され、八尺瓊勾玉は皇居に安置されているといわれ、実際の儀式に使われるのは三種の神器の形代とよばれる複製で、実物については天皇すら実見を許されていないといわれています。このことは天皇が持っているものが三種の神器であり、三種の神器を持つものが天皇とは限らないということを示しているようです。

(三種の神器にまつわる話はかなり難しいのでこの辺で止めときます)
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