里山遊歩

かづの野遊び研究所

晴れた日は、野に、山に、川に、
部屋の中にとじこもっていてはもったいないもったいない。

箒づくり イネコキ

2021-11-05 | 田舎なれども
住宅街に残った小さな田(前の東京オリンピック頃には住宅地になった)、
竹のハサに掛けた稲がほどよく乾燥し終わったころ
イネコキやトウミ等の農具を田に出して行なっていた光景が子どもの頃の記憶にある。

そのイネコキ(当時の農家数以上の数だけあったろう、まだ使えるものが残っているのだ)を
使ってホウキモロコシの種子を取り除くことからホウキづくりははじまる。



稲と違うのは、材料として必要な方は、穂の方である。
イネコキだけでは完全にとれないので、そのあと残った種子を一つ一つを取り除く作業があり、
この地味な作業を黙々と続ける、自分には向いてそうもない、箒つくりも大変だな。
 
それぞれのイネコキにつけられている板に
右から左へと書かれている商品名や生産地などに興味をそそる。





    


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