冷たい朝・時空のサーファー

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ホゼ・アグエイアス著　『時空のサーファー』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　をそのまま掲載しています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ワクワク・ドキドキを楽しんでください。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『時空のサーファー』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第3章　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まずは1日少しずつ、ゆっくりやれば毎日がマヤン・ウェイ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続き

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「・・・本当の事を言うとな、ボーズ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　けっこう良くないんだよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　地球は重病さ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まあ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オゾン層の破壊がこれ以上進まないように
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フロンガスの使用を制限するとか、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　核ミサイル削減とか、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いくらかは規制の動くがあるのは、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　俺だって知っているけど、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まだまだ欲が深すぎるんだよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　間に合わせるつもりがどうかは知らんけどな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そこのお前たちが全然わかっちゃいないことは、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ダメージはあまりにも大きすぎて、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もう何かが起こり始めているってことさ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2年もたたないうちに、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　とんでもない目に遭って、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かなりヒサンな状態になるよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お前たちの工業文明とやらも、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もう寿命ってことさ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ジョーおじさん、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　冗談キツイな！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　言うことはそれだけかい？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それじゃ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　３流夕刊紙と同じくらい無茶苦茶だよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　《ハーモニック・コンバージェンス》ってのは、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まっすぐ伸びた光りのようなものなんだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　何も知らない人は、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フラッシュライトのまぶしさに耐えられない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だから、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もともとクレイジーなやつだったら、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もっとおかしくなっちまう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ビームの1部を浴びた人たちも、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ある種の狂人みたいになるかもしれない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　でも、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みんなそこで踏んばらなきゃならないんだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ホゼ・アグエイアス著　1996年1月10日出版


　　　　　　　　＜冷たい朝＞
　　　　　　　小雨模様。
　　　　　　　今朝は、灯油ストーブを付けた。
　　　　　　　玄関の温度は14度。