言葉の品格

産経新聞 「話の肖像画」
3日続きで「甦れ日本」と題する、藤原正彦氏にインタビューした記事がありました。

高名な学者さんですよね。ご意見を書かれたものは時々読んでいます。「国家の品格」という大ベストセラーを私は読んでいませんが、その著者でいらっしゃることは知っています。

で、その「甦れ日本」上中下の第一日目で、私がずっとこの方に違和感を感じていた理由がわかりました。

 ――それにしても政界の混迷はひどい

 藤原 民主党政権ができたときには大いに期待しました。前の自民党政権に幻滅していましたから。おそらく国民の多くもそう思っていたでしょう。ところが、民主党は政治のプロではなく“素人集団”でした。そのくせ、官僚を外して「政治主導」をぶち上げたものだから、すべてがめちゃくちゃになってしまった。官僚というのは最も優秀な「その分野のプロ集団」。政治家は官僚を排除するのでなく、その知識や経験を利用し、おだてて死にものぐるいで国家に尽くさせればいいのです。


「その知識や経験を利用し、おだてて死にものぐるいで国家に尽くさせればいいのです」

この箇所がぞっとするくらい、私は嫌ですね。 

とても「品格」を語る人の言葉とは思えない。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
生理的に拒絶する人。 (は~とnoエース)
2011-09-01 20:02:35
こういう事を何の疑念もなく言葉にできる人、感覚・・・nonohanaさんじゃないですが、私も絶対イヤですね。。
気の置けない、というか、なんというか・・・こういう人が傍に居ると思うだけで・・・息が詰まって来ます。。
おそらく、こういうのを生理的に合わない・・・って言うんだと思います。。
多分、こういう人は友達も少ないと思いますね。。
きっと頭の良い人なんでしょうけど、あまり良過ぎるのも考えもんです。お近付きにはなりたくないですねぇ。。

 
 
 
こんにちはっ (nono)
2011-09-02 11:04:07
は~とnoエースさん

今日も蒸し暑いですねぇ
鈴虫さんたちは元気に鳴いてますでしょうね

もしかすると、このお方、のほほ~んとしていらっしゃるのかも。悪意があるわけではないのですが、「大人」はこういう言葉を使ったらいけないと思います・・・・

野田新内閣、日本を良い方向にすすめてほしいです。今、藤村官房長官が閣僚名簿を発表しています。
 
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