兎も角も

ともかくもいちにちぐらしとぞんずべくそうろう ・・・ 芭蕉

段ボールコンポスト

2007年03月31日 | 身近なこと
生ゴミを、借りている菜園に埋めて堆肥にしよう
と思うけれども、毎日運ぶことはできない。
電動型処理機を町で75パーセント負担(ただし
限度額4万円)ということで購入する予定。

しかしその前に・・・「段ボールコンポスト」という
方法があると聞き、早速試してみました。

2月12日
・引越しで使った段ボール(30cm×45cm×30cm)
・ピートモス ・籾殻クンタン(ホームセンターで購入)

段ボールの隙間をガムテープでふさぎ、二重底とする。
ピートモス15㍑、籾殻クンタン10㍑入れ混ぜる。
床から離れるように置く。
虫が入らぬよう布でおおう。
1日500グラムほどの生ゴミ処理が可能。

2月18日
ゴミの量は1日平均400g。寒いためかたいした変化
なく、普通に腐ってゆく。

3月7日
温度が上がり、醗酵している。生ゴミの匂いはしないが、
土の匂いと・・う~む なにか よからぬ匂い。
置き場所をキッチンから空き部屋に移し、消臭剤使う。

3月16日
体調を崩し、ゴミの撹拌ができなかった日が1日。匂いが
きつくなったので・・牛糞堆肥のよう。・・ピートモスを
加えよくかき混ぜる。

3月20日
糠を加えると、温度が上がる。開けると湯気がふんわり。
とても良い。野菜くず、2~3日で分解する。シャベルで、
まるで羊羹か和菓子のようにすーっと切り分けることがで
き、かき混ぜると崩れる。

3月26日
ゴミの量が多すぎたのか水分が多くなる。アンモニア臭。
小バエ発生!これはたいへんだ。

3月28日
蚊取マットと消臭剤とミントスプレー・・が、ますます
よからぬ匂い。ゴミを入れず、よくかき混ぜると温度は
50度以上に上がり小バエは少なくなる。


野菜くずや魚の骨が分解して行くさまを見るのはとても
楽しかった。わが身の行く末をコマ送りで見るようで、
懐かしいようないとおしいようなそんな気持ち。

しかしもう限界。ゴールデンウイークにはまだあるけれど、
客人が来る前に部屋から段ボールコンポストの気配を消さ
なければならない。
次に菜園に行くとき持っていき、畑の土と混ぜようと思う。
                     3月30日
 

よい本でした

2007年03月24日 | 本と映画の話
「中国が世界をメチャクチャにする」

 元「フィナンシャル・タイムズ」北京支局長
ジェームズ・キング  
 栗原 百代 訳           草思社


「世界の工場」中国の「メチャクチャ」なありさまが
丁寧に記される。

2004年の2月中旬から数週間の出来事だった。はじめはゆっくりと、徐々に加速するように、世界中の道路からマンホールのふたが消えたのだ。 (略) 日の沈むところどこでも、こそ泥は中国の飢えを満たすべく働いた。
日本で頻繁に報道されるようになったのは最近。
北京のエコノミストが好んで言うように、中国は自転車を漕ぐ象のようなものだ。スピードが落ちたら倒れてしまい、地球が揺れることだろう。
もちろん、中国共産党幹部の心配は地球のこと
ではない。スピードを少しでも落としたら、人口と
仕事のバランスが今以上に難しくなり、不満をつ
のらせる民衆を押さえきれなくなることだ。


盗まれるのはマンホールのふただけではない。
社名の「Hongda」という言葉はスペルミスではなかった。意志の表明だった。伊(「力帆自動車のの創始者。1992年に重慶Hongda車両部品研究所を設立した。)は世界一の企業を目指したのだ。

〈ホンダ〉や〈ヤマハ〉といった日本の大企業を中国市場から追い払うことで、その成功にあやかりたかった。そうすればもっと広い世界で対決できる。 (略) 

伊はこれしかないと思った道を選んだ。デザインをまねし、技術を盗んだのだ。
後、「Hongda」の名称をを用いた〈力帆〉に対し、
9万8000元の支払いが命じられた。
同じころ、〈ヤマハ〉と〈建設工業〉がライセンス契約を
結んでいた。ライセンス契約の一環として修理店も開
業されていたので、日本製エンジンを分解し模倣して
数ヶ月で〈ヤマハ〉のエンジンの複製品ができたのだ。

「十億人市場」に魅せられた〈ヤマハ〉は〈建設工業〉と
条件が五分五分のジョイントベンチャーを設立した。
工場はテクノロジーの秘密をざるのように漏らした。(略) 〈ヤマハ〉はこの問題がいかに深刻化把握しきれないままに、1995年、何年もの準備期間を経て、同社の最重要モデル、4サイクル100ccの「ジンバオ」を発売した。

そこで恐ろしいことが明らかになった。発売から数ヶ月のうちに中国全土の36の工場で、そっくりの模造品が生産されたのだ。

最悪だったのは、コピー製品がほとんど本物と変わらないのに、1台6000元程度で売られていたことだ。これに対し、〈建設ヤマハ社〉は「ジンバオ」に1万8000元の値をつけていた。
さらに!ヤマハは、軍事転用可能な無人ヘリコプター
を不正輸出しようとしたのだ!


一企業の問題ではない。
大量の中国人労働者が押し寄せ、世界の産業都市が
メチャクチャにされているのだ。

イタリアの歴史都市フィレンツェから遠からぬプラート。
ヨーロッパ織物業の中心であったそこに、蛇頭の手配
で不法移民した中国人が織物工場で低賃金で働いた。
90年代の前半には、安い賃金で働き、なかには熟練工もいる1万人ほどの中国人たちは、経済の一大勢力となった。

イタリア人の才気と中国人の勤労のとりあわせは小さなブームを呼び、織物会社の数は90年代のはじめには4000だったが、半ばには6000に急増した。しかし、地元のイタリア人社長たちは当初、どんなことに巻き込まれるか知る由もなかった。
中国人は何年か工員として働いたあと、独立していっ
た。しばらくは「誰もが得をしているようにみえた」が、
長くは続かなかった。
不法移民だった起業家たちが、イタリア人の元ボスたちを廃業に追い込みだした。 (略) 

過去には衣料構造のただ一工程だけを中国に外注していたのが、いまやほぼ全工程を海外に移しつつあることだ。紡績、製織、裁断、縫製が温州(中国)へ写されるごとに、プラーとの中国人工場主のほうがイタリア人工場主より変化にうまく対応しうるのだ。
いまやデザイン分野でも中国は追いついている。


米イリノイ州ロックフォードも、同じく中国が侵食して
いる。
企業がつぶれ町の中心部の賑わいはなくなる。
変わりに中国のメーカーからどんどん商品を仕入れる
〈ウォルマート〉が進出している。

ロックフォードが没落したのは最近のことだった。
20世紀はじめ、自動車産業が栄え、20世紀半ばには
アメリカの工作機械産業の中心になっていた。
(中国政府は)戦略的に工業を優先し、入手、吸収できるテクノロジーを世界から買い集めるように国有企業をつついた。中西部一帯の多くの廃業を伴う競売に、中国の買い手が現れた。償却された機械、設計図、操作ノウハウをあさるためである

高精度の成型機や切削機で評判の〈インガソル〉は、
03年に倒産した。
廃業する前から、中国の買い手はチャンスをうかがっていた。この由緒ある会社で最初に売却されたのは〈インガソル・プロダクションシステムズ〉。自動車用の工作機械部門だった。中国の巨大な国有企業〈大連工作機械〉が買収した。
〈大連〉はさらに、機密度の高いプロジェクトに関与し
ていた〈インガソル・ミリングマシン(切削機)〉をねら
ったが、買収寸前に阻止された。
 

「第6章 凄まじい環境ストレス」
「第7章 信頼関係が失われた社会」 は、一層深刻。
少し前に読んだ、石 平 (著) 「数字が証す中国の知ら
れざる正体」と重なる。


「第9章 世界各地で激化する米中の対立」

反日のデモ行進は、当局が認める数少ない大衆の抗議行動であり、ここ何十年か政治の世界の舞台で繰り返し見られた特徴ではあった。  (略)

日本への痛罵と、参加者の多くがまだ20代であることと、その憎しみと怒りにゆがんだ顔つきには、我ながら驚くほど胸が騒いだ。

中国と友好関係がもてるのか。中国には「外事」と
呼ばれる任務がある。

・外国人との交流は、国際社会の共感と支援を得る
 ための重要な任務である。
・親交を育てるために感情に訴えなければならない。
 それには、相手に自分が特別な存在だと信じさせ
 ることが効果がある。
1980年代後半、「友好関係」を示す外国人は特権が与えられる。これはたいてい中国の最大の怪物、人口の配置に関係していた。外国人は大衆にへつらわれて喜ぶか、100万人に一人の待遇に惑わされる。
この計算された親密さや敬意にころっといってしまう
わけなのであります。 ネ。

アメリカのジャーナリスト兼作家 エドガー スノー
(ベストセラー「中国の赤い星」著者)の例
毛は彼を「わが友スノー」と呼び、国慶節に天安門上で自分の横に立たせた。 しかし、見返りを払うべき時は必ず訪れる。そのとき、北京は代償として、ジャーナリストにはかけがえの無いものを奪った。
 毛の工業化政策が引き起こした飢饉のさなか 訪中
するようにと招聘されたスノーは、中国が求めていた
とおりの新しい本を記した。
「大飢饉?そんなことはない」とスノーは述べた。ところが現実には、推定で3000万もの人民が餓死しつつあった。 

日本に対して中国は。
教科書や同じテーマについて絶え間なく報じる新聞記事やテレビ番組に欠けているのは、歴史上の犯罪といまの現実とを区別する姿勢だ。

和解や寛容の精神を広める試みは、中国政府側からはほとんどなされない。

ここ25年間に、日本の政府や企業が中国に与えてきた援助と投資について、知らせようとしなかった。むしろ、政府がたきつけたナショナリズムが一大勢力となって、暴走する危険がありそうだ。

第9章小見出し 「石油のために ベネズエラ、
            スーダン、イランと手を結ぶ」
だが、ここから得た利益は、北京の評判を落とした代償と秤にかけられなければならない。中国は大量殺戮を繰り返してきた政府の最大の支援国となったばかりか、 (略) 中国の油田採掘設備の建造が直接スーダン人の虐殺につながったのだという。

しかし、中国はその飢えを満たすため、怯まず
走り続ける。 国連決議を骨抜きにし、国際
社会の安全を脅かす国と手を結ぶ。
さて、どこまで許容されるかだ。いや、その前に
中国の環境や社会が・・・?


本書は、「中国はいまや世界にぴったり寄り添い、
組織に入って条約を結び、他国へ依存しているが
ゆえに、恩を仇で返すことはできないのではなかろ
うか」と結ぶ。


たくさんの人に読んでもらいたい本です。

外国人参政権付与を唱えている民主党議員、
親中派自民党議員、 中国にどっぷり浸かった
経済人の感想が聞きたい。

「人は自分のまいたものを、刈り取ることになる」
は真理であると思う。 

「誤り」は正そう!

2007年03月11日 | 社会・政治
■朝日の社説 2007年03月10日(土曜日)
慰安婦問題―国家の品格が問われる

旧日本軍の慰安婦について、「官憲が家に押し入って連れて行くという強制性はなかった」などと述べた安倍首相の発言の余波が収まらない。

米国のニューヨーク・タイムズ紙は1面で「否認が元慰安婦の古傷を開いた」として、元慰安婦たちの生々しい証言を伝えた。米連邦議会下院では、日本に対して公式謝罪を求める決議案が採択に向けて勢いを増している。

一方、国内では慰安婦への謝罪と反省を表明した93年の河野官房長官談話に対し、自民党の議員らが事実関係の再調査を首相に求めた。メディアの一部にも、これに同調する向きがあり、国内外で炎に油を注ぎ合う事態になっている。

何とも情けないことだ。いま大切なのは、問題は何が幹で何が枝葉なのか、という見極めである。

首相発言の内容は、河野談話が出されて以来、それを批判する人たちが繰り返し持ち出す論理と似ている。業者がやったことで、日本軍がさらっていったわけではない。だから国家の責任はない、というのが批判派の考えだ。

今回、一部のメディアが「問題の核心は、官憲による『強制連行』があったかどうかだ」と主張したのも、それに相通じるものだろう。

しかし、そうした議論の立て方そのものが、問題の本質から目をそらそうとしていないか。

どのようにして慰安婦を集め、戦地に送り、管理したのか。その実態は地域や時代によって異なる。しかし、全体としては、植民地や占領地の女性たちが意思に反して連れて行かれ、日本軍の将兵の相手をさせられたことは間違いない。

河野談話が「軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた」と結論づけたのは、潔い態度だった。

細かな事実にこだわって弁明ばかりするよりも、民族や女性の人権問題ととらえ、自らの歴史に向き合う。それこそが品格ある国家の姿ではないか。

海外の誤解も指摘しておきたい。たとえば、米下院の決議案は日本政府が謝罪していないという前提に立っている。

だが、政府の主導で国民の募金によるアジア女性基金がつくられ、元慰安婦たちに「償い金」を贈り、首相名で「おわびと反省」を表す手紙を渡した。

補償問題はすでに国家間で決着ずみだとして、政府は女性基金という道を取った。私たちは社説で「国家補償が望ましいが、次善の策としてはやむをえない」と主張してきた。日本として何もしなかったわけではないのだ。

安倍首相は河野談話を受け継ぐと繰り返し、「これ以上の議論は非生産的だ」と語る場面が増えた。だが、首相が火種となった日本への疑問と不信は、自らが消す努力をするしかない。

5日の安倍首相の答弁の中に朝日新聞の誤りを指摘した
ところがあった。日本は北朝鮮による拉致を人権侵害と国際社会に訴えている。その一方で、自らの過去の人権侵害に目をふさいでいては説得力も乏しくなろう

「細かな事実にこだわって弁明ばかりするよりも」と!

なるほど。おおざっぱな見方だ。 この問題に尾ひれを
つけて利用しようとする国々に狙われている時に、「国
家の品格」がどうのこうのと言って、事実を見ようとしな
い。

5日の参院予算委で、安倍首相はこのように朝日新聞
の誤りを指摘した。

 「そのそもこの問題の発端として、朝日新聞だったと
 思いますが、吉田清治という人が〔慰安婦狩り〕をした
 と証言したわけですが、後にこの証言はでっち上げだ
 ったことが判った」

米国下院本会議に出された、慰安婦問題で日本に謝罪
を求める決議案にはこのように書かれているという。

  20万人の女性達が旧日本軍によって強制的に性奴
  隷にされた。

真実でない歴史に書き換えられ、それがさらに深く彫り
付けられようとしているのだ。


■産経の主張 2007年03月10日(土曜日)
慰安婦問題 偽史の放置は禍根を残す
慰安婦問題に関する過去の官房長官談話が日本の名誉を傷つけ、日米関係にまで影を落としていることは由々しき事態だ。歴史の事実に対しては断固不当な政治解釈を排し、外交的には無用な摩擦を避ける知恵を要する。つまり戦略的対応が求められる。

その意味で、安倍晋三首相が国会で「官憲による強制的連行があったと証明する証拠はない」と答弁したのは、事実に誠実に向き合った結果であろう。米下院公聴会で証言した韓国人女性は、国民服の日本人男性に売春を強要されたと証言したが、日本軍に強制的に連行されたとは述べていない。

論点は慰安婦問題で国家の強制連行があったのか、あるいは身売りの娘に業者が介在したのかである。

しかし、「河野談話」が明確な裏付けもなく慰安所の設置に「旧日本軍の関与」があったと認めたために、彼女らが日本軍の「性の奴隷」であったとの誤った認識を広げてしまった。安倍首相が否定すると、米紙が真意をねじ曲げ、さらに誤解が拡散する。

首相は自民党の調査、研究に委ねる姿勢を示すことで、これ以上の外交的なマイナスの回避を図った。中国寄りのニューヨーク・タイムズ紙などは、首相の言動を歪曲すべく虎視眈々と狙っている。彼らに批判材料を提供してしまうと、一般の米国人に間違った認識を与えてしまう。喜ぶのは日米の離間を狙う中韓である。

特に中国は、日本が国連常任理事国入りを目指すと、歴史認識を武器に反日キャンペーンに乗り出した実績がある。反日運動のいかがわしさに気づいた欧米のメディアから批判を浴びると、その欧米世論を味方に付けるよう方向を転換している。一部の米紙はその術中にはまった。

誤用の多い「レイプ・オブ・南京」の著者、アイリス・チャン氏の胸像を米有名大学に寄贈した中国人権発展基金会の幹部が、対日歴史批判に関し「欧米などへの宣伝を重視する」と述べていたのはその証拠である。

米国下院の慰安婦非難決議案と米紙の誤りには、首相が出るまでもなく、その都度、日本政府として訂正を求めるべきだ。歴史事実の誤認や誇張をそのまま放置すると、偽史が独り歩きし後世に禍根を残す。


我が家の狭い庭で、植物達が我先に光を浴びようと
枝葉を伸ばし、根っこを通路の下まで盛んに広げる。
生きるということは日々戦うことなのだと、つくづく思う。

日本語の使い方

2007年03月06日 | 社会・政治
河野談話で、証拠がないのに政府が強制性を認
めたのは、 「慰安婦の名誉の問題であり、個人
補償は要求しない」と打診してきた韓国側に配慮
してのことだったという。

こちらが一歩譲れば、丸く収まるだろうという期待
感を持つのは日本人の特質なのかもしれない。

産経新聞のコラム 「日本語から探る日本人」 で、
『日本語練習帳』を書かれた国語学者大野晋氏が
このように語っておられる。

  日本人は、感情や感覚を大事にして何千
  年来も暮らしてきました。
  感性や感覚が優れていますが、ものを
  精密に見る目が乏しいのです。

  国際社会の中で生きていくには、例えば、
  さまざまな国との外交をやるといった場合、
  物事の裏表を細かく見なくてはいけません。

  日本語にはあいまいな言い方がとても多い。
  あいまいさは美徳ではありません。
  大ざっぱな見方や考え方は言葉遣いに表れ
  ます。
  まずしっかり観察し、的確に表現することが
  必要だと思います。


1965年の日韓国交正常化以降、5億ドルもの
「補償資金」を受け取っていながら、
  日本はまだまだ何も償っていない~!
と反日感情をあおって政治利用している隣国。

政治家はどうか的確な言葉を使ってください。

従軍慰安婦問題

2007年03月05日 | 社会・政治
米下院に、慰安婦問題をめぐる対日非難決議案
提出されている。

「日本軍による強制的な性奴隷化」などと一方的に
断定しているその根拠について、提出したマイク・
ホンダ議員(民主)は、平成5年の河野洋平官房長
官談話を挙げている。

河野談話

宮沢内閣が総辞職前日の平成5年8月4日、河野洋平官房長官(当時)は「慰安所の設置、管理および慰安婦の移送は旧日本軍が直接、間接に関与した。慰安婦の募集は、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、甘言、強圧によるなど本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、官憲等が直接これに加担したこともあった」とする談話を発表し、謝罪した。 

      ~~~   ~~~   ~~~

しかし、談話の根拠は元慰安婦女性からの聞き取り調査だけで、9年3月の参院予算委員会で、平林博内閣外政審議室長は「個々の証言を裏付ける調査は行っていない」と答弁した。河野氏自身も同年、自民党の「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」の会合で「強制的に連行されたものかについては、文書、書類では(証拠は)なかった」と述べている。 


河野談話めぐっては、当時官房副長官だった石原信雄氏が「日本政府の指揮命令で強制したことを認めたわけではない」と証言している。慰安婦募集の強制性を盛り込むよう執拗に働きかけてきた韓国に配慮した結果だったことが明らかになりつつある。

証拠がないにもかかわらず、政府が強制性を認めたのはなぜか-。石原信雄元官房副長官によると当時、韓国側談話に慰安婦募集の強制性を盛り込むよう執拗に働きかける一方、「慰安婦の名誉の問題であり、個人補償は要求しない」と非公式に打診していた。日本側は「強制性を認めれば、韓国側も矛を収めるのではないか」との期待感を抱き、強制性を認めることを談話の発表前に韓国側に伝えたという。
産経新聞 2006年3月1日より


にもかかわらず!

あの韓国大統領~ 3・1記念演説で
日本に「良心と誠意を」3・1記念演説で
韓国のノ・ムヒョン大統領は1日、日本の植民地支配からの解放を求めて1919年に起きた独立運動「3・1運動」88周年を記念するソウル市内での式典で演説した。

「日本と仲の良い隣人になりたい」とし、竹島(韓国名・独島)や歴史教科書、靖国神社参拝問題などについて「誠意さえあれば解決できる」と主張。「間違った歴史の美化、正当化ではなく、良心と国際社会で普遍性を持つ先例に従った誠意を尽くすことを望む」と訴えた。

ノ大統領は、米下院公聴会で元従軍慰安婦が証言したことに触れ、「いくら空を手で遮っても、日帝が犯した蛮行を国際社会が許さないことを、いま一度確認する場所になった」と強調した。麻生外相が先月、米下院に提出された日本政府に従軍慰安婦問題での謝罪を求める決議案について「客観的事実に全く基づいていない」と述べたことを間接的に批判したものとみられる。

また、大統領は「日本の一部の自治体は、日露戦争当時、武力で独島を強奪した日を記念日にしている」「一部は過去の過ちを否定している」などとも述べた。

このほか「歴史的に誰にも害をなしたことがない我々が、北東アジアの平和を主導する十分な資格を持っている」と主張。2月13日の6者協議合意について「成功裏に履行し、半島に平和体制を定着させなければならない」と語った。
産経新聞より

又、韓国のソン外交通商相は、安倍首相が旧日本軍
の従軍慰安婦問題で「(軍の強制連行への直接関与
など)強制性を裏付ける証拠がなかったのは事実」と
発言
したことについて

「これらの発言は、健全で未来志向の日韓関係を築く
共通の努力の助けにならない」 だの 「どこにいよう
と何をしていようと、正面から真実に向き合い、人類の
普遍的価値を尊重しなければならない」 だの 「歴史
的な真実をごまかそうとするもので、韓国政府は強い
遺憾を表明する」 だの 「日本の反省と謝罪の真実性
を疑わせる」 だの 「正しい歴史認識を改めて促す」

有力紙中央日報も首相発言を「妄言」と社説で批判。
「どんな歴史も隠すことはできない。恥ずかしいからと
いって歪曲すればするほど恥ずかしい国になる」



やれやれ・・
 
やっぱり 韓国だ ~ はぁ ~
散々使った「過去カード」いろいろ もう通用しないよ~


と思ったら! 背後からも来た!

「首相の歴史認識問われる」従軍慰安婦発言で
小沢氏


民主党の小沢代表は4日、青森市内で記者会見し、安倍首相が従軍慰安婦問題をめぐって「当初定義されていた強制性を裏付けるものはなかった」などと発言したことに対し、

「首相自身の歴史認識、姿勢が問われている。なんとなくこうだという形では、外国だけでなく国内からも不信を招く。もう少しきちんと自分の理念、哲学をはっきり示したうえで、個別の問題について結論を言わないといけない」と批判した。
2007年03月04日sankei
 
国益よりも 何よりも 先ず 
与党こき下ろしが 大切なのよ~ 


安倍晋三首相は、
5日参院予算委員会で

★米下院の決議案について
「客観的事実に基づいていない。日本政府のこれま
での対応も踏まえていない」「決議があっても謝罪す
ることはない」「米議会内の一部議員の動きを受けて
引き続き我が国の立場の理解を得るための努力を
行っている」

 
★「河野洋平官房長官談話」について
「基本的に継承していく」
と明言した上
「官憲が家に乗り込んで人さらいのように連れて行く
ような強制性はなかった」 「業者が間に入って事実
上強制したこともあった。広義の解釈での強制性が
あったということではないか」

★米下院の公聴会で証言した元慰安婦の証言について
「裏付けのある証言はない」



「国会の場でこういう議論を延々とするのが生産的と
は思わない」
と首相に言われながら
進展の無い質問を繰り返した(ったく!)民主党小川敏夫
議員
への答弁。

小川氏 「きちんと謝罪しないと、日本が戦争に対する反省
をしていないと受け取られる」「真摯の反省がまだまだ足り
ないのではないか」
安倍首相「小川氏は決議案が正しいと思っているのか」
「戦後60年の日本の歩みは高く評価されてきた。小川
氏は日本の歩みを貶めようとしている!」


小川議員「日本の評価が国際的に上がるように願って・・
わたしは憂いているのですよ・・」
 ・・この うそつき~!

安倍首相 その調子ですよ~! 
戦う政治家~!