4月21日(火)午前
先のお稽古から1ヵ月半と、長いご無沙汰でございました・・・。
なれば充分復習できたであろうと思われるかもしれませんが、
なかなかそうはいかないのでございます
というわけで、いつもどうり不安を抱えての稽古日なのであり
ました。
謡曲「鵜飼」 5回目
先ず、初めから4回目までを、一人で通して謡います。師の前
ですと緊張するのか、声が上ずります。直そうとすると力んで
余計に不安定な声になってしまいます。どうしたもんかなぁ・・。
師は静か。・・?お直しも殆んどなしでありました。
最後に「次の稽古ではシテのところを練習しますよっ」。
ってことは、・・ということで、・・困ったなっ と。
川瀬の石を拾い上げて、一つの石に一字ずつ書きつけ、
川に沈めて弔えば、亡者も浮び上れない事はあるまい。
地獄は、人間界にあり鬼も人の心にいるのだ。 あの
鵜使いは若い頃から漁をして罪果多く、その罪業を示す
鉄札は数限りないが、善行を示す金紙は一枚もない。
無限地獄に落とすところだが、一人の僧に宿を貸した
功徳によって、急いで極楽に送るのだ。と、地獄の鬼
も心を和らげ、鵜舟を、極楽に送る弘誓の舟にする。
法華経の功徳が亡者を救う、”助け舟”になったことを
思うと、亡者の持っていたかがり火も浮かび上がって
くるようだ。
仕舞「経政」クセ 5回目
・・ということになると、仕舞はこれか? どっちになって
もしっかりやっとかなくちゃ (度々の独り言・・御免)
形の流れは覚えました。あとは気合でと、最後まで舞う。
~どうだ~ 気分はきりり、マンジロウ先生
師、 「ぷっ、斜に構えてはだめですよっ」「ご自分がなさ
っているつもりと、なさっていることは大違いですっ」
テヘ~~~
・<扇ニテ二ツマネキ>扇持ち替え前につける時、扇の
先上げる。扇の先下げてから腕を上げる。肘を曲げて扇
を後ろに倒す。
・<腰引キ立テ橋掛ノ方見> 顔を右肩に付ける。目線
が後ろにいきすぎている。
・「律呂の声々に~」と右回りのところ、回りすぎている。
もっと直線的に中へ。
・<正ヘ引分ヒラキ>両手を前に伸ばしてから引き分ける。
・<正ヘ打込ミ右ヨリノリ込拍子二ツ>はうまくできてい
ないが、一度に直りきれないのでさっさとやる。
「こらこら、できないところを抜かしちゃだめよっ」と師。
ま、次回ですね。
さらさらと舞うはむつかし青もみじ
○ △ □ ○ △ □ ○ △ □ ○ △ □ ○ △ □
先のお稽古から1ヵ月半と、長いご無沙汰でございました・・・。
なれば充分復習できたであろうと思われるかもしれませんが、
なかなかそうはいかないのでございます
というわけで、いつもどうり不安を抱えての稽古日なのであり
ました。
謡曲「鵜飼」 5回目
先ず、初めから4回目までを、一人で通して謡います。師の前
ですと緊張するのか、声が上ずります。直そうとすると力んで
余計に不安定な声になってしまいます。どうしたもんかなぁ・・。
師は静か。・・?お直しも殆んどなしでありました。
最後に「次の稽古ではシテのところを練習しますよっ」。
ってことは、・・ということで、・・困ったなっ と。
「河瀬の石を拾ひ上げ。/\妙なる法の御経を一石に一字。書きつけて。波間に沈め弔はゞ。などかは浮まざるべき/\。 後シテ「夫れ地獄遠きにあらず。眼前の境界。悪鬼外になし。抑かの者。若年の昔よ り。江河に漁つて其罪おびたゝし。されば鉄札数を尽し。金紙をよごす事もなく。無間の底に。 詞「堕罪すべかつしを。一僧一宿の功力に引かれ。急ぎ仏所に送らんと。悪鬼心を和らげて。鵜舟を弘誓の船に為し。法華の御法の助舟。篝火も浮むけしきかな。 |
川瀬の石を拾い上げて、一つの石に一字ずつ書きつけ、
川に沈めて弔えば、亡者も浮び上れない事はあるまい。
地獄は、人間界にあり鬼も人の心にいるのだ。 あの
鵜使いは若い頃から漁をして罪果多く、その罪業を示す
鉄札は数限りないが、善行を示す金紙は一枚もない。
無限地獄に落とすところだが、一人の僧に宿を貸した
功徳によって、急いで極楽に送るのだ。と、地獄の鬼
も心を和らげ、鵜舟を、極楽に送る弘誓の舟にする。
法華経の功徳が亡者を救う、”助け舟”になったことを
思うと、亡者の持っていたかがり火も浮かび上がって
くるようだ。
仕舞「経政」クセ 5回目
・・ということになると、仕舞はこれか? どっちになって
もしっかりやっとかなくちゃ (度々の独り言・・御免)
形の流れは覚えました。あとは気合でと、最後まで舞う。
~どうだ~ 気分はきりり、マンジロウ先生
師、 「ぷっ、斜に構えてはだめですよっ」「ご自分がなさ
っているつもりと、なさっていることは大違いですっ」
テヘ~~~
・<扇ニテ二ツマネキ>扇持ち替え前につける時、扇の
先上げる。扇の先下げてから腕を上げる。肘を曲げて扇
を後ろに倒す。
・<腰引キ立テ橋掛ノ方見> 顔を右肩に付ける。目線
が後ろにいきすぎている。
・「律呂の声々に~」と右回りのところ、回りすぎている。
もっと直線的に中へ。
・<正ヘ引分ヒラキ>両手を前に伸ばしてから引き分ける。
・<正ヘ打込ミ右ヨリノリ込拍子二ツ>はうまくできてい
ないが、一度に直りきれないのでさっさとやる。
「こらこら、できないところを抜かしちゃだめよっ」と師。
ま、次回ですね。
さらさらと舞うはむつかし青もみじ
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