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子供の障害を受容すること

2008-10-24 | 子供の障害を受容すること
今日はちょっと堅い内容です。





子供に障害があるという現実を受容すること。
とても難しいことです。
親としては子供が健康に生まれてくる事を望み、
健康に生まれてくることが当然と思っているでしょう。
そこに子供に障害があるという現実を突きつけられたら、
感情が混乱するのは当たり前のことだと思います。
その現実を受け入れられるまでに精神的麻痺、悩み、苦しみ、怒り、悲しみ、
他の子への羨み、自責、空虚感、希望、様々な感情が沸き起こります。
これらどの感情を持つのか人それぞれです。
周りの方が元気付けようとして発した言葉も、
素直に受け取れなかったりすることもあります。
子供の持つ障害の程度、その現実を突きつけられた時の状況、
精神的状態、経験、周りの援助…。
経過を見るのに何年もストレスを抱える場合もあります。
色んなことが絡み合ってこういった心理的な段階を踏んで
受け入れられるようになるのではないでしょうか。
ただ、一概には言えません。
何年かかっても受容できない人もいると思います。
また、一度受容したとしても何かがきっかけで
後戻りすることもあると思います。


先日起きた母親が子供を殺めてしまった痛ましい事件でも、
この母親が抱いていた感情は計り知れません。
決して子供に手をかけるということは許されるべきことではありません。
ただ、何かひとつでも違えばこの事件は起きていなかったのではないか、
そこに至るまでにどうにかならなかったのかと思ってしまいます。


かくいうと~ちゃんも、のどかの障害を受け入れるのに
同じプロセスを踏んだんだと思います。
どうしてこんなことが、と思うと共に一気に落ち込みました。
そして、二分脊椎という病気がどういう病気なのか、
どういった症状が出て合併症などはあるのか…、
ネットで様々なことを調べました。
同じ病気の子を持つ方のブログも訪れました。
そして、お子さんを亡くされた方のブログにも。
その中で、交通事故に遭い、40日間生きる為に闘った末、
亡くなってしまった子のお母さんが書かれたものがありました。
その40日間の壮絶な闘いに涙が溢れて止まりませんでした。
担当医から聞かされた最悪の事態も考えていました。
このように情報を収集できるのも現代の利点ではありますが、
情報だけが先行してしまって悲観してしまうこともあると思います。
事前に担当医から詳しい説明を受けていたこと、
情報を収集してある程度の知識を得られたこと、
周りの人達の理解、その他様々なこと・・・。
ただの子供好きで無口なと~ちゃん、
明るい性格のか~ちゃん、二人でどうにか支え合って、
生まれるまでにあった時間である程度の覚悟ができ、
のどかが生まれる時には障害について受容できる寸前まで
きていたんだと思います。
そしてのどかが生まれ、目の前にいるという現実が
自分は親なんだという認識をさせてくれました。
障害を持つ=不幸では決してありません。
のどかが色々なことに気付かせてくれました。
そして、周りのたくさんの方々の助けがなければ今はありません。
なにか一つ違っていたら今も受容できていないかもしれません。
全ての事象に感謝しています。



ただの脳天気か心臓に毛が生えてるだけかもしれませんが



か~ちゃん、こんなことを言っています。
「歩けないけど、お洒落な靴を履かせても汚れないのはいい」
支えられたのはと~ちゃんの方ですね、きっと
そして、写真のようなのどかの笑顔にも支えられています

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