野村いくよの最新情報

日々の活動を簡単に報告します。

対立をちからに!

2007年12月10日 | 活動
12月9日(日)「対立をちからに! Win☆Win~勝ち負けのない解決方法を考えよう!」 というタイトルにひかれて、ドーンセンターまで出かけました。
NPO法人SEAN主催の催し物で午後の部から参加しました。
始めは、SEAN事業報告会で、報告書「人として強くやさしく」の内容をパワーポイントを使って男性の方が報告されました。ジェンダーにかかわる内容を男性の報告で聴くことは私にとっては珍しいことです。
02年に開発された教育プログラムで出前授業を行い、授業を受けた子どもたちの意識調査の回答から見えてきた課題と実績がその内容です。
その教育プログラムは、SEAプログラムといってジェンダーと暴力をテーマとした人権教育プログラムです。
ジェンダーフリーバッシングによって、そのことばが使えなくなり、「『女は・・・』『男は・・・』ではなく、自分を尊重する」ということはに言い換え、人権規範ということで、授業が展開されるということです。
そんなSEANの代表である、遠矢さんがコーディネーターになって、シンポジウムが開かれました。
勝ち負けのない解決方法とは・・・
3名のシンポジスト、奥本京子さん(大阪女学院大学准教授)・中村正さん(立命館大学大学院応用人間科学研究科教授)・栗本敦子さん(えるらぼ)のそれぞれのお話は、今まで私の中で、視点がなかったり、想像できていなかった内容で、とても有意義なものとなりました。
支配力を持たない関係、対立軸にとらわれない関係・・・私にとってはまだまだ考えが及ばないこともあり、これからも追求していかなければならないと思っています。


12月8日(土)は、枚方自閉症児(者)親の会主催の「いま、あらためて《共に生きる》とは」の会に出かけました。
堀 智晴さん(大阪市立大学大学院生活科学研究科教授)の講演がありました。
「自閉症の人ではなく、世界に一人しかいない〈この人〉ということで、障害者というくくりではなく、個別に考えるべきだ」という内容だったと理解しました。
自分の人生、他人が決めるものではない、ということです。
これは、前述の内容にもつながりますよね。
そうですひとは一人ひとり違ってあたりまえ、そのままの自分であることが尊重されるべきなんですよね

最近土日と家にあまりいないのですが、得るものがたくさんあり充実した休日をすごしているつもりです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。