野村いくよの最新情報

日々の活動を簡単に報告します。

一週間を振り返って

2007年10月28日 | 活動
この一週間いろいろあったのですが、その日にブログを書くことができず、まとめて書いてしまうことをお許しください。
一番大きな出来事は、野村いくよ後援会代表のお一人、内山一雄先生がお亡くなりになったことです。4月私の選挙の出発式の時に、しんどいながらも応援に来てくださり力強い挨拶をしていただいたのが最後となりました。4月末に入院され、そのままかえらぬ人となられたわけです。
父と同じ歳で、同じように差別を許さず平和と民主主義を守るために闘ってこられてきたのですが…本当に残念でなりません。私たちは内山先生の意志をしっかりと引き継いでいかなければなりません。ご冥福をお祈り申しあげます。

10月24日は、『テロ特措法を廃止へ!海上自衛隊のインド洋からの撤退を!10.24大阪決起集会』大阪平和人権センター主催の集会に参加しました。
10.21国際反戦デーということで、毎年この頃に開かれる集会です。
テロ特措法延長は、今国会でも争点になっていて、与野党が逆転した参議院では通りそうにないからとインド洋での給油援助のための新法を提案するとか…
私たちはアメリカの戦争に協力するわけにはいきません。集会後は、扇町公園から中崎町までデモ行進で訴えました。

10月26日は、枚方市人権を考える市民の会会員研修に参加しました。内山先生が会長をされていたのですが・・・
バス2台で堺へと向かいました。舳松(へのまつ)人類歴史観と堺市立文化館(与謝野晶子文芸館とアルフォンス・ミュシャ館)を見学しました。
舳松(へのまつ)人類歴史観では、丁寧な説明をしていただきました。
阪田三吉記念室から始まり、同和対策が行われる前の舳松の劣悪な住環境を再現する「くらし」当時の人々の主な仕事を紹介する「しごと」そして「歴史」「啓発」というコーナーへと続きます。特別展示は、企画展「堺の町の被差別民」ー絵図にみる被差別民ーということで、描かれている場所によって、差別されている人々の生活や仕事の様子がわかるという生活空間が視覚的に描かれた絵図が展示されていました。いまだに多くの人々が持っているへの偏見や誤ったイメージの払拭をめざして開催されているわけです。一人ひとりの人権が真に確立されるためにも研修は本当に重要な役目を果たしていると思いました。
与謝野晶子文芸館などを持っている堺市、さすが政令都市だと納得していました。

10月28日は、在日朝鮮人「慰安婦」宋神道のたたかい『オレの心は負けてない!』上映会に出かけました。ずいぶん前から映画をつくる話をお聞きし、賛同人にもなった映画がこの夏ようやく完成し、大阪での上映会となりました。
1993年から始めた「在日韓国人元従軍慰安婦謝罪・補償請求」を国に求めた裁判が、2003年最高裁で上告棄却・上告受理棄却の決定で敗訴が決定したまでの10年間をドキュメンタリーでつづられた映画です。
とにかく宋さんがすごい!の一言に尽きます。彼女は「在日」ではたった一人の裁判原告ではありますが、とにかくパワフルでした。そして誰も信じられなかった、また信じまいとしていた心が少しずつほどけていくのを感じることができました。
敗訴が決定した後の集会での挨拶を歌ってしまうシーンがいいですよね。
そして「オレの心は負けてない!」とその歌の中で言ってしまうそんな宋さんが素敵でした。とにかく「戦争は絶対だめ!」とまずは発言をされるのです。
たくさんの人に見て欲しいと思っています。
映画鑑賞後は大阪城公園で行われている「ONE KOREA FESTIVAL 2007」へと出かけました。ほとんど終わりに近い時間だったので、食べるものは安くなっていて、少しおなかを満たして、ステージでのフィナーレ朴保さんの歌を楽しんで帰路につきました。「オレの心は負けてない!」の最後の歌も朴保さんの歌だったので、ちょっとうれしかったです。写真はステージのものです。真ん中の電車は、北と南が電車でつながったことを記念したものだそうです。

明日からは定例議会が始まります。
まずは、新市長の所信表明です。本当に誰でもが安心して暮らせるまち、一人ひとりが大切にされるまち、それば差別も暴力もない平和な社会だと、そんな社会を実現させたいと強く願い、そのために行動していきたい…

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