祝島
５月７日(月)～８日(火) 山口県熊毛郡上関町祝島を訪れました。
映画ほうりのしま「祝の島」(監督纐纈あや)を観て、１９８２年より上関町での原子力発電所立地問題に対して、祝島では島民の９割以上が反対していて、毎週月曜日夜のデモ行進など原発のお金に頼らないまちづくり、島おこしの様子を知りました。
「ピースウォークいくよ」やピースチャリティコンサートなどを企画するメンバーは、原発反対の思いを祝島の人と共有したいという願いで５時間ほどかけて祝島を訪れました。
島の方にご不幸があり、お通夜が行われたため、デモ参加も原発反対事務所の方に会うことも中止となりましたが、ゆっくりと祝島での時間を過ごすことができました。
映画で見たところや人や動物に出会うことができたり、うれしかったです。
小学校では、授業中でしたので、子どもたちに会えませんでしたが、昨年１１月に赴任された校長先生にお話を伺うこともできました。
平さんの棚田には、私は体調的に行けませんでしたが、健脚組で到達したメンバーからデジカメで見せてもらいました。自然の中で暮らしている様子、その素晴らしさをしっかりと感じることができたと思います。
お昼ご飯をいただいたCAFE わた家では、「ミツバチの羽音と地球の回転」(監督鎌仲ひとみ）に出演されていた人もおられて、言葉を交わすこともできました。その映画はまだ観ていないので、是非また…
島の人たちの人柄の良さに触れ、「今までお世話になった海を金にゃあ換えられねぇ」「海がきれいな方がええ」との思いで原発建設を許さない強い意志に感動!!です。
海は本当に海底が見えるほど澄んでいてきれいでした!! そしてお魚料理もおいしかった!!
福島原発事故の後、山口県知事の中国電力への申し入れもあり、建設が凍結されているそうです。
１０００年先にいのちはつづく祝（ほうり）の島・・・持続可能な未来を・・・
私たちが今考えなければならないこと、選択しなければならないこと、確認できましたね。
