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第32回河北市議会議員合同研修会

2012年02月13日 | 活動

2月13日(月) 河北市議会議員合同研修 が守口市議会担当で、守口文化センターで開催されました。

テーマは、「河北地域で心配な自然災害と対策」 講師は、関西大学社会安全学部長・研究科長・教授、京都大学名誉教授 河田 惠昭 さん

講師は、12年前から守口に住んでおられるということで、南海地震が起こったら…
をとても熱心に報告していただきました。
過去の地震の調査を丁寧に行い、その調査などに基づきながら、話されましたので、本当にショッキングな内容でした。

東日本大震災で学んだこと…「減災」によって被害の最小化を実現すること、「想定外」とかではなく、想定できることは、はっきりさせておくこと、そのうえで、それらの情報のもとで、被害の甚大さを考慮し、市民の不安や心配を軽くすることが、私たちの役目である、と強調されました。

南海地震が起こると、津波は、淀川が氾濫するのではなく、市街地から被害が拡がっていく、とのこと。
ライフラインの重要性で、道路が最重要ライフラインであり、電気・水道・ガス・電話・インターネット・鉄道・金融がそれにつづくものである。
生駒断層帯地震では、大阪、京都、奈良と広域に被害を受けるので、広域に連携を取らなくてはなりません。
また、東海、東南海地震も、とにかく東日本と大きく異なるのは、人口数で、被害者の数となります。

私たちは、いつ起こるかわからない地震であっても、必ず発生するわけですから、それに対する備え、対策を確実にすすめていかなければならないのです。
これまでの地震の教訓は「日ごろやっていないことは、いざというときもできない」です。

河田さんは、多くの著書も出されていますし、東日本大震災復興構想会議委員でもあります。

貴重なお話を聞くことができ、有意義な研修となりました。


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