２月１１日(土) 第２１回日教組近畿ブロック母と女性教職員の集い 「子どもたちに平和な未来を～つながろう ともに生きよう～」 が たかつガーデンで開催されました。
オープニング で 高校の先生が、鍵盤ハーモニカ演奏をされました。とてもいい雰囲気での始まりでした。
全大会では、大阪教組委員長の主催者としてのあいさつ、来賓のあいさつでは、日教組女性部長、神本美恵子参議院議員が、それぞれ来年度の教育に対する予算の話等々 久しぶりに神本さんのお話を聴けてうれしかったです。
記念講演は、「性暴力をなくすために」と題して、産婦人科医の加藤治子さん がパワーポイントを使って詳細に報告されました。
加藤治子さんは、阪南中央病院産婦人科医として、早くから「女性の一生を生活背景も含めて診ることのできる科」をめざしておられました。
DVや性的虐待に関心を持ち、支援にかかわってこられ、2009年10月に、女性の安全と医療支援ネット 性暴力救援センター・大阪（SACHICO)を阪南病院内に設立し、その代表となられました。
その基本理念や、様々な事例についてどのように対応していくのか、等々
時間が許される限りお話をされ、貴重な内容に刺激を受け、共感することばかりでした。
実際に被害者や相談件数は、増加しています。その内容に怒りを感ぜずにはおられません。
被害者も加害者もつくらない取り組みをしっかりと築いていかなければなりません。
そのような救援センターがせめて各都道府県に設置されることを願います。
また、枚方市でもDV被害者支援センターの設置に向けて動き始めています。十分に機能するものをつくっていくためにも尽力したいです。
