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映画「大丈夫であるように」

2008年12月27日 | 活動

先日GFH(GenderFreeHirakata)の会で映画を観にいきました。
ドキュメンタリー映画「大丈夫であるようにーCocco 終わらない旅ー」です。
Coccoという名前は聞いたことがありましたが、どんな歌でどんな人かは全然知りませんでした。
『沖縄の米軍基地異説予定の海に現われた2頭のジュゴンの姿に喚起された彼女は「ジュゴンの見える丘」を発表。沖縄で生まれた彼女は、歌を通じ、何かを変えていこうとしていた。』そんな紹介文により、みんなで観る事が決まりました。
「誰も知らない」の是枝裕和監督が、ライブ・アースでジュゴンのことを語り、歌う、彼女の姿を見たことだということで、Coccoの旅に同行し、映画を撮ることになったわけです。
ファンの手紙の中に、核再生処理施設のある青森県・六ヶ所村に暮らす少女からのものがあり、青森でライブがあるときに、六ヶ所村を訪れ、「沖縄に住む自分たちだけが被害者ではなく、日本中に同じ痛みを抱える人がいることを知った」ということを語っていました。「あめとムチ」の関係、「しょうがないっしょ」で終わらせてはいけない、ということを・・・
また、「歌で何ができるのかわからないけど、失くすものも守れないものもいっぱいあるけど、それでもやっていこうと思う」という言葉に、自分自身を重ねることもできます。(もちろん私は歌ではありませんが・・・)
ひめゆりのおばあたちが、自分たちだけが生き残ってしまった罪悪感を持っていてつらい日々を送ってきたから、笑ってもらいたいと「お菓子と娘」という唄を唄ったり・・・
彼女の全国ツアー「きらきらLive  Tour」こんな風に活動している人がいるんだということに映画に引き込まれてしまいました。
この映画と同時に、ジュゴンを守ろうという団体の方も来ていて、現在の状況も報告されました。辺野古は大変緊張状態にあることは、MLで知ってはいますが、たくさんの人に知ってもらうことが大切だろうな、と思います。
京都シネマ映画会場は満杯でした。
日本中の傷跡に、いつか花が咲くように。みんなの明日と将来と夢が、大丈夫であるように。という言葉に私の生き方も重ねていきたい…と思っています。


Coccoと ソウルフラワーユニオン ライブが大阪である時は、聴きに行きたい♪です。
沖縄辺野古に予定されている米国空軍基地の建設は、保護動物に指定されているジュゴンとこの辺りの海洋生態系を壊すと危惧されています。


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