野村いくよの最新情報

日々の活動を簡単に報告します。

母と女性教職員の会全国集会

2006年08月11日 | 活動
 8月1日~2日、母と女性教職員の会全国集会に参加しました。
 1日目は、日比谷公会堂で、講演「子どもたちの真のパートナーをめざして」という題で、日本スクールソーシャルワーク協会会長の山下栄三郎さんからお話を聴きました。スクールソーシャルワークというのは新しい仕事となると思います。学校と地域とのパイプ役になりながら、問題を抱えた子どもたちとかかわっていくという感じでしょうか、大阪でも最近取り組まれ始めているようです。
 歌とトークが、イヂョンミさんなのですが、私は初めて聴きました。とても声がすばらしく、また詩の内容もすてきで、CDが売り切れで買えなかったのが残念でした。
 2日目は、分科会でした。「女と男の自立と平等」に参加しました。課題提供者のお母さんは、60歳ではありますが、娘さんが中学生の時に、母女の活動を始められ、ずっと続けておられ、今も北海道で男女平等の社会実現のために取り組まれていることを報告されました。素直に感動してしまいました
 また、教職員としては家庭科教育について報告をされたのですが、家庭科教育については思うところがいっぱいある私は、つい発言をしてしまいました。家庭科教育は、衣・食・住のことだけではなく、社会とどうつながって生きていくのか、またその社会のあり様をどう考えるのかがしっかりと学ぶことができる教科だと思っています。そういう教科なのに、何年か前までは、共修ではなかったわけです。それは、家庭科教育について正しい理解がされていなかったことと、考え方が、性別役割分業を根付かせるものであったことに起因していると思っています。でも、今は運動によって変わってきたのだから、さらに教育現場でとりくみを重視していってほしいと思います。久しぶりに現場の声も聴くことができ、いっぱいエネルギーをいただいて帰ることができました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。