野村いくよの最新情報

日々の活動を簡単に報告します。

「ベトナムへの原発輸出」上映+講演+対談

2012年11月07日 | 活動

11月4日(日) 「ベトナムへの原発輸出」について、二人の方の作品『ベトナム「原発予定地を訪ねて」』と『忍び寄る原発~福島の苦悩を輸出するのか~』を観て、お話を聴き、さらにベトナム現代史研究者の伊藤正子さん(京都大学教員)から詳しい解説をお聴きしました。

今まで、私自身ベトナム原発輸出についてよく知らなかったのですが、福島原発事故がいまだに収束していないにもかかわらず、また、原発ゼロに向かうことも考えている日本政府が、ベトナムに原発を輸出することを決め、進めようとしていることには納得がいきません。

日本の原発建設予定地の自然のすばらしさ、農業や漁業で生活の糧を得ている人々の様子が、上映作品で知ることができました。また、ベトナムの人々は、原発については政府が決めたことなので、受け入れようとしていることも知りました。福島の原発事故について情報操作もされているわけです。
ベトナムという国のこと、人々のことも少し知ることができました。
様々な思惑の中で進められている原発建設ですが、今日本政府が輸出することは、やっぱり道義的にも許されることではないですよね。

アジアの中で、日本がどのように他の国と付き合っていくのか、どのように関係をつくっていくのか、考えなければならないことが多いですね。
事実をしっかりと確認しながら、私たちに何ができるか、考えていきたいですね。

 

このイベントは、リバティおおさかを応援する!プロジェクト が主催で、大阪人権博物館 リバティおおさか で開催されました。
大阪府・大阪市はともにリバティ大阪への補助金打ち切りの意向を発表しました。
問題への取り組みの一つとしてつくられたリバティですが、今や問題にとどまらず様々な人権問題を取り上げ、重要な役割を果たしています。また唯一の総合人権博物館としての存在意義は大きいです。
何とかリバティおおさかを存続させたい!!という思いで多くの人が動き始めています。
私も応援していきたいです!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。