「上司から成果を認められ、褒められた時です。このような言葉はほとんど聞いたことがありません」
先日、とある研修に参加させて頂きました。
その際に、講師の先生がおっしゃった言葉に「講師の方が言うように、これは問題だなあ」と感じました。
この講師の方は、全国各地で研修や講演を行っています。
その講演や研修の場で、参加者に対して「働いていて良かったなと思える言葉はありますか?」と聞くそうです。
「利用者様から、ありがとうと言ってもらえた」
「拒否の強かった利用者様が、やっと自分に馴染んでくれた」
「ご家族様からとても感謝された」
このような事柄が参加者から実体験として挙がるそうです。
日々利用者様のケアを行う中で、このような事があると嬉しいですよね。
ですが、講師の方はこう言います。
「利用者様、ご家族様からの感謝の言葉は言われるんです。でも上司から褒められたとか、成果を認められたとか。
そういう体験がほとんどないんです。これって問題ですよね?」
「人を褒める文化」が日本には無いせいか、気恥ずかしさがあるせいか、管理職の方は「人を褒める」事がたいがい
苦手です。
不思議なことに、、部下の悪い部分ばかりが目につくものです。
上司に褒められて嫌な気持ちになる人は稀です。
部下を褒めて「承認欲求」を満たしてあげましょう。
※褒めれる部分を見つけるのが困難な部下もいるかもしれませんが(笑)
今の時代は、利用者様のケアだけでは足りないということです。
豊岡
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