
東日本大震災の2日後に旅立った義父とお別れするため、
2011年の今日、私は急きょ中国から帰国しました。
ブログを読むと、
アパートから新幹線の駅まではタクシー、
新幹線で上海虹橋駅まで行き、
地下鉄で上海虹橋第1ターミナルまで行き、
上海虹橋空港から羽田まで飛行機、
羽田から地元最寄り駅まで空港バス、
最寄り駅からは、長男の運転で通夜会場まで
無事たどり着いたと書いてあります。
久しぶりの故郷は、
ガソリンスタンドの長蛇の列、
計画停電で信号機も点いてませんでした。
そして、車の中で黒に着替えて、
義父を見送るお通夜は、ろうそくの明かりの中。
何百年か昔にタイムスリップしたような感じでした。
驚いたのは、参列者のお焼香が済んだあたりで、
偶然電気が復旧・・・
祭壇に明かりが点き、故人の遺影・・・
あたかも、故人がお礼をしているような、
思い出深いお通夜だったのを覚えています。
ちなみにその時すでに福島では4つの発電所が被災、
放射能により、半径30km以内は屋内退避、
上空飛行禁止でした。
そんな中での帰国。
帰国前にスマホから聞こえる
『通常の20倍だけど健康に心配無しというけれど…
雨でも降って頭に浴びたら弱った毛根はイチコロかもよ』という
梅ちゃんの笑えないジョークが耳に残っています。
おかげさまで毛根、残ってます(^^)v
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