のぶまさのヒザシマツヤマ(申松山)備忘録

日差しあふれるわが街、東松山を
日を串刺ししてる字「申」をあて
申松山でヒザシマツヤマと褒めたたえています

義父母の前で想う

2022年03月13日 19時59分03秒 | 日記

11年前の3月に『幸福+不幸=ゼロ』というブログを書いていました
11年前に旅立った梅ちゃんのお父さんの訃報を中国で聞いたときの私の気持ちでした。
内容は、
太太(梅ちゃんの事)の大切な人が逝った
ちょっと前に脳溢血で倒れ、入院していたが
ずっと血圧が高く心配だったのですが、
ちょうど地震の日に容態が急変し、
そのまま・・・

太太は、3年前に母をなくし、
そして今年・・・
ついに弟と2人きりになってしまいました。

私の両親は、病気がちですが
まだまだ元気です。
どちらかというと、4人の両親の中で
元気だった順に・・・
のような気がします。

23年前に太太と結婚して、
思い返せば、太太のお母さんがなくなる前の年辺りから
私は中国に縁ができ、
それから2年後、本格的に単身で赴任していますが
太太にとっては、身勝手なだんなです。
「やりたいことができた。とめるな。」
「もう決めたんでしょ、とめてもムダでしょ」
そんな会話の後に、飛び出してきてしまいました。

それから丸2年・・・
私のほうはやりたいことがやれて幸せですが・・・
太太のほうは・・・

まえに、エネルギー保存則を記事にしましたが・・・
一つの家庭の中で、
幸福+不幸=0という公式があり
誰かが幸福だと他は不幸になるのかもしれません
私が幸せな分、太太は不幸を一身に背負ってしまったのか

パスポートが戻る日が分かり、
帰国の日程が決まりました。
どんな顔で、なんと言って・・・
太太に会えばいいのでしょうか・・・


あれから11年も経ったんですね。
毎年、この日近くに墓参りしますが、
最近、『家』というものを強く感じます。
すでに世代は、私たちの子どもの世代に引き継がれていますが、
昔と違って(私たちの世代あたりから)、『家を継ぐ』という概念がすくなくなり、
私たちの親と私たち、私たちと子どもたちと別々の場所で家庭を作るようになりました。

家はどうする、墓はどうする

私が入る予定の墓は、私の父が旅立った時に
わが家の傍の霊園に建てましたが、
子どもたちの家からは遠くなります。
不便だろうなぁ

今、私と梅ちゃんが住んでいる家だって、
いずれ朽ちていきます。
私と梅ちゃんのどちらか後に残ったほうが、
家も墓も、どうにかしておく必要があるんだろうなぁ

11年前に旅立った義父、
15年前に旅立った義母の眠る墓に手を合わせ、
現在の家族の様子の報告と、何事もなく守っていただいている感謝をしながら
脳が元気なうちにナントカせねばと思う一日でした。

公式:幸福+不幸=0
今は、幸せも不幸もゼロかなぁ


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