ほぼ不定期日記

散歩ばかりしている男の嘘日記

片栗粉まぶしたブナシメジできのこかき玉蕎麦の朝

2017年11月05日 | ほぼ嘘日記

午前6時に起床する 

昨日見つけたナラタケモドキはまだ小さ過ぎたので採らなかった 

採れたら丹沢名物の「あしなが蕎麦」にするつもりだったのでその代わりに栽培ものの・・・ 

ブナシメジを小房に分けて片栗粉をまぶして茹でこぼし改めて蕎麦つゆで煮る 

煮えたら溶き卵で閉じて茹でた蕎麦に煮汁ごとブッかけ細ねぎと柚子皮を散し柚子を搾って手繰る 


喰い慣れたブナシメジに比べるとナラタケやナラタケモドキはもっと野性味があって 

言うならば栽培もののウドと山ウドくらい・・・つまり野菜と山菜ほど味わいが違う 

美味い野菜はいくらでもあるのにあえてアクがあったり香りにクセがあったりする山菜や 

野生のキノコになぜ人は惹かれるのか?という問いには「退屈だから」という答えでは 

あまりにも素っ気なさ過ぎると言うのなら「刺激が欲しいから」ともう少し踏み込んで答えよう 

それは屋根も壁もしっかりしている家に住んでいるにも関わらず 

あえて薄い布幕のテントで野営したくなる気持に似ている 

不安な夜を越えて迎える朝のなんと幸せなことよ! 

あえぎ苦しみながら山頂に登った時に感じる爽快さよ! 

締め切りに追われてギリギリ間に合った時の万能感よ! 

だが恐ろしいのはその多幸感や爽快感や万能感を得るために 

わざと締め切りギリギリになるように作業を遅らせようとすることで 

自分ではそれが無意識下の行動などとは思いもしないので何度も繰り返し 

そしてそのうち習慣になるのだ  おお!恐ろしい! 

欲望に絡みとられないうちにせいいっぱい理性を働かせなくては・・・ 

自壊の日は近い 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 楢茸を求めて秋の森に潜り込... | トップ | 蘇我海國壱之宮を訪ねて蛇神... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ほぼ嘘日記」カテゴリの最新記事