今回のお題ですが、以前にもお題は違いますが似た内容で書いております。
今回、コロナの発生で医療現場が大変な状態となっている。東京女子医大の看護師が400人も退職を希望しているなんて話が出ています。そこでまた書いちゃいます。本質はコロナだけではない事を。
それよか、こんなお題で書いちゃうと、私が敬愛する看護師の皆様から非難殺到するかも知れん。それは困る。でも、医療も商売である事には違いない。やっぱり書くべきか。どうしよう。色々悩みながら筆(指)を進めます。
さて、今から30年近く前、私は総会屋系の総合経済誌で編集記者を勤めておりました。最近、私のブログを読まれた方はご存知無いと思いますが、私、以前は総会屋、つまりブラックジャーナリストだったのです。
その前に勤めていたのは株の業界紙。整理記者をやっておりました。新社屋を建てると言う事で、ボーナスが一律10万円になる。それでなくても4万円の家賃を差し引くと手取りは11万円と少々。これでは暮らせない。
それ以上に私が入社した時は発行部数が15万部だったのに、2年後には5万部に落ち込んだ。それなのに20万部刷れる新社屋を造る。絶対に潰れる。そう確信して辞めました。
事実、数年後に会社更生法適用となり、某投資信託会社に買い取られました。それで残っていた社員も地獄のイビリ・・・・ではなく、リストラ・・・、うーん、何と言うか、色々な事があって殆ど辞めて行っちゃったみたいです。私が入社した頃は、パートを入れて230名も働いていたのですがね。
そう言う事で、今度は小さくても良い。儲かっている出版社、新聞社に入りたい。それで異常に広告だらけの総合経済誌の入社試験を受け採用。入ってみたら総会屋系の経済誌だった。総会屋系だったから、広告だらけだったと言う事です。
馬鹿でしょう、私。馬鹿なんですよ、私。本当に馬鹿で、騙されてばかりなんですよ。はうっっっーーーーン(大泣)。
まっ、それは良いのですが、日本人なら大抵の方が名前くらいは知っている。関東の大学病院へ取材に行く事となりました。建前は医療特集を書くと言う事で。
事実は違います。その大学病院の事務局長に賄賂を渡して、大学病院に出入りしている医療品メーカー、医薬品メーカーに広告を出すように口利きを頼んだのです。どうです、ダークでしょう。
其の時、私は糖尿病の権威に取材しましたが、取材費は4万円でした。他の先生方も4万円。でも取材も何もしない事務局長には10万円。
何だかんだで20数万円で、広告をどっさり入れちゃいましょうと言う寸法です。頭いいでしょう。
こんなの朝飯前ですよ。何だって私、社長の鞄持ちで某国の事務次官にも会っているのですから。何で会っているかは言えませんけど。
その事務次官、社長との会話で蝋人形みたいな顔になっていました。怖がっていました。何でも社長は以前、気に入らない事務次官を失脚させた事もあるそうですから。
あっ、ヤバイ。こんな話、書くつもり無かった。訂正します。大嘘です。今の話、フィクションです、フィクション。信じないでね。
大学病院の事務局長の話に戻ります。
それぞれの権威の先生との取材が終わって、ホクホク顔の事務次官と話をしました。
まっ、10万円を貢いだ。先生の取材料は4万円なのに自分は10万円。大学病院での王は自分。そう私達は奉りましたから、嬉しかったのだと思います。
そして彼は調子に乗って、大学病院経営に付いて話し出しました。
続く。