諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

裂雷神と木俣神。或いはサクは何を意味しているのか。その1

2018年06月10日 13時58分15秒 | 神道
【問題】次の漢字の読み方を答えよ。

    生井神(   )  福井神(   )  綱長井神(   ) 

※綱永井大学神道学科入試問題より。



さて、上記の問題に答えられる人はどれだけいるでしょうか。多分、東大生でも全問正解は難しいと思います。

正解は生井神(イクイノカミ)、福井神(サクイノカミ)、綱長井神(ツナガイノカミ)です。綱長井神は簡単ですが、生井神は難しい。そして福井神は大抵の方が間違えると思います。私は知っていましたけど。

でも何で福井神を「サクイノカミ」と呼ぶのか。まっ、大抵は「フクイノカミ」と読む筈です。「福」を「サク」と読むとは誰も思わない。

福井神は栄井神とも表記されます。どちらも「サクイノカミ」と呼ぶ。私は「栄井神(サカエイノカミ)」が呼びずらいので「サクイノカミ」と呼ばれる様になった。「栄」と「福」は同じ意味合い。だから「福井神」も「サクイノカミ」と呼ばれたと思っていました。

でも、半分違っていたみたいです。どうも「幸」が「サク」らしい。つまり「幸井神」が「福井神、栄井神」と呼び名を変えられた可能性がある。

「幸井神」では都合が悪いと考えた人がいたのだと思います。多分、幸神信仰に繋がり、民衆に信仰されるのを恐れて。

チョット神道に詳しい方なら、誰が幸神を恐れているのかお分かりだと思います。因みに私もその一族の一人です。

さて、生井神、福井神、そして綱長井神の三神は合わせて御井神(ミイノカミ)と呼ばれています。

産湯を生井、福井、綱長井で浸かったからそう呼ばれるとの説がある。っと言う事は御井神は一神。生井神、福井神、綱長井神は一霊四魂的な考えで付けられたのか。

そう考えるともしかしたら座摩神とされる阿須波神、波比岐神、生井神、福井神、綱長井神と同神と考えられるのではないか。性別は分からないが、神は男女で分けるべきではないと思うし。

うーん、それはチョット難しいので置いときます。福井神に戻ります。サクを福、栄、そして幸と表記していますが、「サク」は一体何を意味するのか。

ここから下ネタ満載で恐縮ですが、私は女性器を指していると考えます。

理由その1、御井神の亦の名が木俣神である事。御井神は大国主とその側室の八上姫との子供。八上姫は正妻の須勢理姫の嫉妬に恐怖し、この御井神を木股の上に置いて因幡の国に帰った。だから御井神は木俣神とも呼ばれている。木俣は女性器を表している。

八上姫は因幡の国の女王で有ったが、出雲の国の大国主と政略結婚をしていた。つまり出雲に征服された可能性がある。

因幡の白兎は八幡神との関連が深い。因幡国一ノ宮は武内宿禰を祀る宇部神社。そして白兎神社が鎮座している。宇佐八幡宮も兎との関連が深い。宮城県根白石の宇佐八幡宮では兎の狛犬が鎮座している。もしかしたら八上姫は八幡神の祖神なのかも。

まぁー、これは考えを練らないと分からないです。


続く。












コメント (6)
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