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諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

宗教団体の怖さ。その1

2014年12月03日 10時11分09秒 | 人生

今回のお題ですが、かなりデリケートです。書こうか書くまいかずっーと迷ってました。

私も神道の事を書いていますが、正直に言いまして宗教は少なからず悪だと思います。過去の歴史を見ても宗教で不幸になった人々が多い。信仰で救われる人よりも命を落としたり、精神を狂わせる人の方が多いように思えるのです。

神を信じることで悪を正当化させる。神の名の下に悪の行為をさせる。神のために命を投げ出させる。神のために相手を殺す。戦争をする。自爆テロをする。これらの行為は信仰の成せる技です。

でも実際、神がそんな事をヤレと言っているのでしょうか。言う筈ないですよね。言っているのは神の名の元に集結し、団体となり、その中で権力を握った者が言っているんです。

神を語る権力者を信仰する事が宗教なのでしょうか。違いますよね。

何故か私の家には多くの宗教団体の方が布教に来ます。特に多いのがキリスト教系ですね。そして聖書の一説を私に読んで聞かせるのです。「どう思いますか」と言って。

私は言います。「それは素晴らしい」と。

しかし、聖書は素晴らしい点のみ書いているのではないです。矛盾している点も多く書かれているし、キリスト教の歴史を調べれば血生臭い事が多い。現にエルサレムの地下にはアスクレピオスの神殿が埋まっています。アスクレピオスの信者や神官は迫害され、その地をキリスト教徒に乗っ取られたのです。しかも神殿等の一部はキリスト教の教会や神殿に再利用されている。これは流石に遣りすぎです。

ユダヤ教はイスラエル民族の選民思想があります。神に選ばれたのはユダヤ人。だから他の国々の人々は信仰しない。

アスクレピオスは外科医です。名医を神として信仰されたが、優秀なエクソシスト的治癒神でるイエスキリストに敗れた。その判断をしたのはコンチタンティヌス帝。つまり人間がキリスト教を定めた。

その理由は全世界の人間を救う宗教である事。ユダヤ人だけじゃなく、全ての人間をです。

その特徴は侵略するには好都合と言えます。イエスを信じさせ、イエスの名の下に海外に進出し、外国を思想面から侵略。そして植民地化する。つまり侵略兵器として利用された。

さらには「汝の隣人を愛せよ」と言いながら、宗教観の違う者を激しく攻撃します。同じキリスト教系であっても宗派同士で争います。戦争となります。それはキリスト教に限らず、多くの宗教に見られます。それは神の意思ではなく、その宗教で権力を握った者の意思です。

自分の宗教的権力の維持・拡大のために敵と争う。侵略する。これが神の意思であるなら、その神は悪魔ですが、それは違う。宗教で権力を持った者が神を語る悪魔になるのだと思います。

 

続く。

 

コメント (5)
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