予定のない日曜日(^^;)。
暇つぶしにダウンロードした映画をDVDにしてテレビ画面で見たい。
ということで実際にやってみました。
以外に面倒な手順だったので、備忘録代りに書いておこう。。
動画ファイル(*.flvとか*.mp4とか・・)をDVDプレーヤで再生可能なDVDメディアに焼き込する手順
-------------------------------------------------------
1) 動画を mpeg-2 に変換
$ ffmpeg -i InputFile.flv -target ntsc-dvd DvdVideo.mpg
2) 変換したファイルをもとに、DVD用のディレクトリ構造を作る
$ dvdauthor -o DVD_Dir -f DvdVideo.mpg
$ dvdauthor -o DVD_Dir -T
3) DVD焼き込み用のイメージファイルを作る
$ mkisofs -dvd-video -o dvdimage.iso DVD_Dir
4) DVDを焼く
# dvdrecord -dao -speed=8 dev=/dev/dvdwriter dvdimage.iso
-------------------------------------------------------
ということで、もう少し知りたい人のためにちょっとだけ説明します。
>1) 動画を mpeg-2 に変換
>$ ffmpeg -i InputFile.flv -target ntsc-dvd DvdVideo.mpg
ちょっと調べてみると、DVD-Video は一般に mpeg2 の形式である必要があるそうです。今回入手したファイルは *.flv だったのでまずは、ffmpeg で変換する必要がありました。
DVDで使う映像は ntsc と pal の2種類あり、それぞれフレームの数や走査線の数が違っているとのこと。日本では ntsc が使われているので、ここでは -target ntsc-dvd を指定しています。
>2) 変換したファイルをもとに、DVD用のディレクトリ構造を作る
>$ dvdauthor -o DVD_Dir -f DvdVideo.mpg
>$ dvdauthor -o DVD_Dir -T
この作業は「オーサリング」と呼ばれる作業になります。動画のデータから、DVD-Video に必要なファイルを生成します。2行目のコマンドはタイトルを生成しているのですが、面倒(^^;)だったので何も指定していません。
>3) DVD焼き込み用のイメージファイルを作る
>$ mkisofs -dvd-video -o dvdimage.iso DVD_Dir
CDのイメージファイルを作る時などにつかう、毎度お馴染み" mkisofs "コマンドです。 -dvd-video を指定すると DVD 用のファイルシステム( UDF )でイメージファイルを作ってくれます。
イメージファイルができたら、実際にDVDに焼く前にマウントしてmplayerなどからDVDとして認識できるか試してみると安心できます。
云わずもがなですが、マウントするには root になって、mount コマンドでループバックデバイスを使ってマウントします。こんな感じです。
# mount -o loop dvdimage.iso /mnt/dvd
問題無く再生できたら、マウントを解除してDVDへ焼き込みします。
# umount /mnt/dvd
>4) DVDを焼く
># dvdrecord -dao -speed=8 dev=/dev/dvdwriter dvdimage.iso
最後に、イメージファイルをDVDに焼き込みします。
manページによると、DVDメディアの焼き込みは growisofs を使うことを推奨する、となっていましたが、面倒(^^;)だったので、使い慣れたdvdrecord をつかって焼くことにしました。
あとは、DVDプレーヤーでちゃんと再生できればOK。
今夜はビール片手に映画観賞だぁ。。
ということで、ここまでお付き合いいただきました方、お疲れさまです。
では、また。(^_^)/~~
- miyapi
暇つぶしにダウンロードした映画をDVDにしてテレビ画面で見たい。
ということで実際にやってみました。
以外に面倒な手順だったので、備忘録代りに書いておこう。。
動画ファイル(*.flvとか*.mp4とか・・)をDVDプレーヤで再生可能なDVDメディアに焼き込する手順
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1) 動画を mpeg-2 に変換
$ ffmpeg -i InputFile.flv -target ntsc-dvd DvdVideo.mpg
2) 変換したファイルをもとに、DVD用のディレクトリ構造を作る
$ dvdauthor -o DVD_Dir -f DvdVideo.mpg
$ dvdauthor -o DVD_Dir -T
3) DVD焼き込み用のイメージファイルを作る
$ mkisofs -dvd-video -o dvdimage.iso DVD_Dir
4) DVDを焼く
# dvdrecord -dao -speed=8 dev=/dev/dvdwriter dvdimage.iso
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ということで、もう少し知りたい人のためにちょっとだけ説明します。
>1) 動画を mpeg-2 に変換
>$ ffmpeg -i InputFile.flv -target ntsc-dvd DvdVideo.mpg
ちょっと調べてみると、DVD-Video は一般に mpeg2 の形式である必要があるそうです。今回入手したファイルは *.flv だったのでまずは、ffmpeg で変換する必要がありました。
DVDで使う映像は ntsc と pal の2種類あり、それぞれフレームの数や走査線の数が違っているとのこと。日本では ntsc が使われているので、ここでは -target ntsc-dvd を指定しています。
>2) 変換したファイルをもとに、DVD用のディレクトリ構造を作る
>$ dvdauthor -o DVD_Dir -f DvdVideo.mpg
>$ dvdauthor -o DVD_Dir -T
この作業は「オーサリング」と呼ばれる作業になります。動画のデータから、DVD-Video に必要なファイルを生成します。2行目のコマンドはタイトルを生成しているのですが、面倒(^^;)だったので何も指定していません。
>3) DVD焼き込み用のイメージファイルを作る
>$ mkisofs -dvd-video -o dvdimage.iso DVD_Dir
CDのイメージファイルを作る時などにつかう、毎度お馴染み" mkisofs "コマンドです。 -dvd-video を指定すると DVD 用のファイルシステム( UDF )でイメージファイルを作ってくれます。
イメージファイルができたら、実際にDVDに焼く前にマウントしてmplayerなどからDVDとして認識できるか試してみると安心できます。
云わずもがなですが、マウントするには root になって、mount コマンドでループバックデバイスを使ってマウントします。こんな感じです。
# mount -o loop dvdimage.iso /mnt/dvd
問題無く再生できたら、マウントを解除してDVDへ焼き込みします。
# umount /mnt/dvd
>4) DVDを焼く
># dvdrecord -dao -speed=8 dev=/dev/dvdwriter dvdimage.iso
最後に、イメージファイルをDVDに焼き込みします。
manページによると、DVDメディアの焼き込みは growisofs を使うことを推奨する、となっていましたが、面倒(^^;)だったので、使い慣れたdvdrecord をつかって焼くことにしました。
あとは、DVDプレーヤーでちゃんと再生できればOK。
今夜はビール片手に映画観賞だぁ。。
ということで、ここまでお付き合いいただきました方、お疲れさまです。
では、また。(^_^)/~~
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