miyapiのひとりごと

blogこと始め。コンピュータと映画、そしてお酒の好きなmiyapiが気ままに書きつづる日記。。。

レアものとい云えば。。

2007-03-18 08:36:08 | Weblog
レアって。。。ステーキの焼き工合のこと?な、わけないな。はは。
おぉそうだ。大昔、仏蘭西へ旅行した時に持ち帰ったフラン硬貨が、
今はレアといえば、レアなのかもしれない。

当時は1フラン=20円ぐらいのレートで交換できて。金が無くなると
「トーマスクックの両替屋」へ行って、ヘタな英語で

「 Change to fran! 」

とか云ってたっけ。。でも日本国内の銀行で両替するより、妙に
手数料が安かったことを覚えている。。

ということで、とりあえず更新。

久々に 「goo ブログ」へログイン。トラバ練習板を眺めると
お題は「あなたの持ってるレアモノ」はだった。

Linux Tips ぱーとつー

2007-03-02 23:27:42 | Weblog
はーい。みなさまお待ちかねの Linux Tips のお時間だよ~♪
…って誰も待ってるわけないか。

てなわけで、今宵も自分用のメモ代りに書きつづることにしまーす。

今日のお題は quota 。

quota っていうのは窓サーバ2003とかにも付いているあの、
クォータのことね。そう。ユーザー毎にディスクの使用量を
制限する機能です。

みんなで1台のファイルサーバーを使っている時、たまに
ゲームとか「美しい女性の写真」とか、なんでもかんでも
サーバーにアップロードしてHDDを大量消費してしまう
「お行儀の悪い」ユーザーが居るものです。

HDDの空きが残り少くなって困って不要ファイルの削除
のお願いとかをしてもみんな「どれも大事なファイル」
だと云うので、整理するのはなかなか大変。

でも、「大事なファイル」って大抵、「ゴルフの写真」
とか「今はめったにやらないゲーム」とかだったりして
全然大事でなかったりするんだよね。。管理者はつらい!

そこで、こんな状態になるまえに、各自が使える容量を
設定してしまいましょう、というのが quota です。

て、ことで quota の設定方法。

やってみると以外に簡単です。いちどお試しあれ。。

quota は「パーティション」毎に設定できるようになって
います。たいていは /home とかを別パーティションに
します。

が、「まさか今日の日が来るなんて。。」とな~んにも
考えずに Linux をインストールした人は、 / 以下が
まるまる1個のパーティンションになっている人も多い
とおもうので、今回は / (つまりルートパーティション)
に設定してみます。

まずは、なにはなくとも root になりましょう。

$ su -
Password:
#

無事 root に変身したら、つぎは /etc/fstab を書き変えます。
vi でも emacs でも好きなの使ってね。。とにかく、マウント
オプション usrquota を追加。

<変更前 (/etc/fstab の1行目)>

LABEL=/ / ext3 defaults 1 1

<変更後 (/etc/fstab の1行目)>

/dev/hda1 / ext3 defaults,usrquota 1 1

注意するのは LABEL を外すこと。そのままだと quotachk が
うまく動かないことがあるので、実際のデバイス名に置き換えて
おきます。

デバイス名が判らない場合は

# fdisk -l

とかで HDD のパーティション一覧が出るのでこれを眺めていれば
いつか判る日がくるでしょう。。

お次ぎは、設定したマウントオプションを有効にするため
パーティションをリマウント。

# mount -o remount /

次は quota が使用する設定ファイルの準備。

quota は Version 1 と 2 があり、設定ファイル名が異り
ます。
Version 1 ... quota.user quota.group
Version 2 ... aquota.user aquota.group

てことで、設定ファイルを作成。これはファイルシステムの
マウントポイントに作成しましょう。今の例だと / です。

# touch /aquota.user /aquota.group

パーミッションは 600 にします。

# chmod 600 /aquota.*

で、現状のHDD使用量 を スキャンして上記のファイルに
書き込むため、 quotacheck コマンドを起動します。
-g は忘れてもいいけど、 -m は忘れちゃだめよ。。

# quotacheck -vmaug

待つことしばし、さっきの /aquota.* に内容が書きこまれます。
中身はバイナリなので、cat とかでは見られません。

いよいよお楽しみ。HDD 使用量の制限設定です。

ユーザー hoge の HDD 使用量を 制限するには、

# edquota -u hoge

と入力すると、vi が立ち上がって設定画面がでて来るので
soft とか hard とかをいじって好きなサイズにします。
ちなみにここが 0 だと無制限という意味です。

ユーザー foo も hoge と同じ設定にしたいなら、

# edquota -p hoge -u foo

で、hoge の設定内容が foo にコピーされます。

同じ設定のユーザーがた~くさん居る時は、例えばユーザー名
を userlist.txt に書いておいて

for f in `cat userlist.txt`
do
edquota -p hoge -u $f
done

とやればいっぱつでおーけーです。

ここまで準備ができたらあとは quota の起動です。

# quotaon -a

ちなみに、この時「カーネルが 設定ファイルの
フォーマットをサポートしてまへ~ん。」
みたいなエラーが出た場合は、設定ファイル名を

/quota.user /quota.group

という名前で作り直してみるとうまくいくことがあります。
基本的に 2.4 以後のカーネルなら quota には対応しているようです。

ユーザーからあんまり不平が出てやっぱやーめた、
という場合には

# quotaoff -a

で quota が停止します。

やってみると以外に簡単ですぅ~♪

Linux の設定はなかなかハマリやすかったりしますが、しょーもない
パスルやゲームやるより、よっぽど楽しくてタメになります。

れっつとらいりなっくす!