miyapiのひとりごと

blogこと始め。コンピュータと映画、そしてお酒の好きなmiyapiが気ままに書きつづる日記。。。

Linux:winmail.dat の解凍

2010-05-09 17:58:29 | Weblog
tnf -f winmail.dat で、Outlook からの添付ファイルもLinux で読めるように
なる、というお話。

知人からメールをもらったら、添付ファイルが winmail.dat だった、
「添付ファイルが見れないから再送して」と返事するのもアレなもので、
調べてみた。

もともと、Winmail.dat とは Outlook で「リッチテキスト形式」
(デフォルト)添付ファイルをくっつけて送信した際に使われるもので、
メール本文の書式情報と、添付ファイルの内容がひとかたまりになった
ファイルで、MS-TNEF MIME Format でエンコードされているらしい。

MS のヘルプを見ると、「テキスト形式」に変えて再送すれば良い、
と書かれていた。

http://support.microsoft.com/kb/278061/ja

いろいろ探しているうちに、Linux向けの解凍ツールが見付かった。
tar と同じノリで winmail.dat が解凍できるらしい。

- tnef
http://sourceforge.net/projects/tnef/

早速ソースを拾ってきてコンパイル。
やっとこれで解決かと思いきや、Winmail.dat を解凍したら、中身は、
なんと data.xlsx 。

あれ? x が1個多いやと思って、なんだろなと思い、File コマンドで
調べてみると、ZIP Archive と判定。さっそく unzip してみるが、
中身はなにが何やらわからない。。

結局、拡張子から Office 2007 のファイルであることが判明。
OpenXML というもので、OpenOffice (小生の持っているのは 2.x ) では
読めない。。

ガーン!結局、再送お願いしなきゃならないのか。。と思ってもう少し
調べてみると、Open XML を ODF に変換するツールがあるではないか、

- OpenXML ODF Translator
http://odf-converter.sourceforge.net/

おかげで、Winmail.dat も Office2007 のファイルも読めるようになった。
これにて1件落着。。