miyapiのひとりごと

blogこと始め。コンピュータと映画、そしてお酒の好きなmiyapiが気ままに書きつづる日記。。。

Web閲覧制限(URLフィルタリング)迂回??

2008-01-05 10:04:05 | Weblog
bugtraq に、簡単な方法で URLフィルタを迂回できる、という
面白い記事が流れていました。

URL Filtering Application Bypass Vulnerability


URLフィルタというのは、企業や官公庁、学校とかで、アダルトや
ゲーム、ギャンブル関係のサイトにアクセスできないよう、閲覧
制限をする仕組みのことで、

・「このサイトの閲覧は禁止されています。」
・「不適切なサイトにアクセスしようとしました。」
・「あなたの行動はログに記録されています」

などと表示される、アレです。

迂回方法は GET , POST などのhttpリクエストをフラグメント
することで、URLフィルタのフィルタリングデータベースとマッチ
させなくする、という単純なもので、冒頭のサイトに簡単なPerl
でかかれたローカルプロキシが実証サンプルとして挙げられています。
(云わずもがなですが、試すのはあくまで自己責任で!)

しかし、GET /intex.html HTTP/1.0 のようなフツーの
リクエストを

G [CRLF]
E [CRLF]
T [CRLF]
/index.html

などのように分割して送っても、ちゃんとページが表示される
のでしょうか? たとえば http://www.google.com とか
だと、 G [CRLF] とやったとたんに

"Your client has issued a malformed or illegal request."

という素っ気ないメッセージが帰ってきます。

ちなみに http://www.goo.ne.jp だと、80/tcp に 接続 して
任意の一文字(別に GET の 'G' でなくても、 'a' でも 'b' でも)
で、問答無用で index.html を送り返してくるようです。

サイトによっていろいろ作りが違うようで、分析してみると楽しそうだけど
面倒くさいので、この辺で。。

ばいちゃ。

http://wpad.com/

2008-01-02 10:43:39 | Weblog
WPAD ( Web Proxy Auto Disocvery Protocol )というのを
ご存じでしょうか?

IEが自動で接続設定(プロキシ設定など)をしてくれる仕組みで、
具体的には http://wpad/wpad.dat があればそこから設定を
インポートする、というものです。これ、適切に設定されていれば
利用者も管理者もとっても便利です。

ところが世の中あまりいいことずくめでも無いみたいで、 wpad
という名前が見付からない場合は自動的に上位のドメインを補完して
しまうため、例えば

   http://wpad.co.jp/wpad.dat 

というのを用意しておけば、こういったPCのプロキシ設定を
乗っ取れるかもしれない、というお話。

これはとても恐いことで、プロキシの設定を第三者に勝手に
コントロールされると、通信内容が盗聴されたり、通信先を
リダイレクトされたり、とやりたい放題になってしまう
可能性があります。

へぇ~っと思って、いくつかアクセスしてみると、
http://wpad.net
とか、
http://wpad.com
とか、いろいろあるみたいです。

ちなみに上記は オライリーで本を出しているDuane Wessels
という人のサイトで、アクセスしてみると面白い英文が表示
されます。一見の価値有りです。。

「おたくのネットワークに身に覚えの無いトラフィックが発生
 している。」

などといった抗議のメール
晒されていたりして、こんなことってほんとにあるんだなぁ、
とちょっとびっくりしました。

ちなみに IEではこの「自動検出機能」がデフォルトでオンに
なっているみたいです。場所は

[ツール]→[インターネットオプション]→[接続]→[LANの設定]
です。「自動検出」の部分、チェックオンになっていませんか?

WPADの脆弱性についてはJPRS(日本レジストリサービス)の
サイトの説明が判り易いです。ぜひご一読を。。

[ JPRS :WAPDの脆弱性に関する注意喚起 ]

href="http://jprs.jp/tech/notice/2007-12-21-Web-Proxy-Auto-Discovery-alert.html



Wanderlust:FLIMの最新版1.14.9 にバグ?

2008-01-01 12:43:55 | Weblog
正月休みの間にPCのOS入替を敢行。
ついでに、メール環境(wanderlust)も最新版のモジュール入替。

で、いざメールを送信しようとするとsmtp-end-of-line が
定義されていない、みたいな英語のメッセージが出て、うまく
いかない。

最初は .wl の記述がミスったかと思って、いろいろ調べて
みたのだけど、ググッてみると、下記の記事を発見。


Bug#419187: wl: smtp-end-of-line is void


さらっと、一言 「最新版では smtp-end-of-line を廃止しますた」
(The latest version of flim has abolished smtp-end-of-line. )
と書いてあった。おいおい、orz.

結局、変数が定義されてないなら、定義してしまえとばかり、.wl に
(setq smtp-end-of-line "\n")
を追加することで解決。

あぁ、よかった。。
これで「あけおめ~(^^)」メールが出せる。