miyapiのひとりごと

blogこと始め。コンピュータと映画、そしてお酒の好きなmiyapiが気ままに書きつづる日記。。。

Windows : CALが必要な場合とは?

2013-01-30 07:51:35 | Weblog
たまに聞かれることなので、メモ。

Windows Server のクライアントアクセスライセンスは、「サーバで認証処理を受ける場合のみ必要」と思っている人が多い。

実は認証処理の有無にかかわらず、「接続する全てのデバイスにCALが必要」というのが正しい答えである。

だから、例えば「ウチは AD は 2003 で、DHCPサーバだけ 2008 を使ってるけど 2008 の CALって要らないよね?」という誤解を招きがちである。

確かに昔(Windows 2000 Server )の頃はそうだったけれど、 Windows Server 2003 で CALの考え方が変更され、「全てのクライアントに 原則 CALが必要」になってしまった。。

例外はインターネット経由の匿名アクセス(Webとか)のみ。

でもこれって所謂、MS税みたいなものだよね。
なんだか搾取されている感があるよなぁ。。


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Windows Server 2008 R2 ライセンス よく寄せられる質問

http://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/local/windows-server/license/2008/r2/licensing-faq.aspx


上記URLから CALに関する部分を引用すると下記の通り。

Q.ユーザーが稀にしかサーバーソフトウェアにアクセスしない場合 (ネットワーク アクセス保護や動的ホスト構成プロトコル) Windows
Server 2008 CAL は必要ですか?

A.必要です。Windows Server CALはサーバーソフトウェアにアクセスする全てのユーザーまたはデバイスに必要です。また、「同時使用ユーザー数モード」で運用するオプションもあります。

Q.Windows Server 2003 CAL とWindows Server 2008 CAL の要件に違いはありますか?

A.ありません。Windows Server CAL の要件は同じです。

Q.ユーザーまたはデバイスがサード パーティ製の認証アプリケーション (マイクロソフト ベースではない認証)を介して認証し、Windows Server 2008 を実行するサーバーにアクセスする場合、ユーザーまたはデバイスに Windows
Server 2008 CAL が必要ですか?

A.はい。いかなる認証方法で Windows Server 2008 を実行できるサーバーにアクセスする場合でも、ユーザーまたはデバイスにWindows Server CAL が必要になります。