風の吹くままに

昨年2月半に家内が胃癌で他界し間もなく一年が過ぎようとしています。
記憶の中にある思い出を書きしるしていきます。

記憶の中に13

2009-03-06 09:54:43 | 胃癌
今回は、一週間の滞在で期間中は雨も降らずに
秋の晴天が続いた。
気分のいい日には、一日に2度の岩盤浴に出かけたが
結果は、二日間だった。
この頃には食も細く成り、
朝と夜は何とか私の半分程の量を食べ
昼は少量のパンを少し食べる程度だった。

長い様に思われた滞在も瞬く間に過ぎ
帰りは、疲れている様だったので
休憩とトイレ以外は何処にも寄らずに
帰る事に専念して運転をした。

数日後、春にはまた行くか?と聞いたころ
私には、もうそんなに元気は残って無いよ
と、半分泣きながら答え、何も言う事が出来なかった。

そうなのだ、夏から見れば体重も落ちて
30~32kgと言った所で
骨格に皮膚が張り付いているような
状態で便通も悪く成り家の中でも、
トイレに居る時間が長く成っていた。
そこで、取り合えず医者と相談して
入院という手段をとった。


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