Niyatsukuのあなろぐゲーム探検隊

ドイツ発信、電源不要な傑作ゲームの数々。
遊びやすくて抜群の面白さ、その謎を追え!

ドクラーラッキー暗殺指令<序章>

2006年10月30日 | ジェネレーター
「ドクターラッキーを殺せ。今度こそ失敗は許さんぞ。いいな?」

これまで何度暗殺を試みたことか・・・。
しかし、いつももう一歩というところで失敗するのだ。
決してラッキー博士が自らの危機を敏感に察知して、殺害を防ぐわけではない。
それどころか、呑気なことに自らの危機に一向に気づいている様子すらない。

冬の日が急速に暮れていく。
男はロバート・ラッキーの屋敷に向かった。
今宵招待された晩餐会。
他にも招待客は大勢いるのだろうが、屋敷内の様子はよく知っている。
他人に見られないように博士と2人きりになり、そこでアレを使って・・・。

今度こそ。

楽しさのベクトル

2006年10月29日 | 雑記
人が集ってボードゲームを遊ぶのは本当に楽しいものですね。……なのですが。大きく言って2つの楽しさの方向性があるように思います。

1つは、みんなで楽しい時間を共有すること自体の楽しさ。
もう1つは、ゲームに勝つことで達成感を得る楽しさ。

前者が人と人を結びつけるベクトルだとすれば、後者はひょっとすると人と人を切り離しかねないベクトルです。
もちろん、達成感を得ることが悪いこととは思いません。
しかし、勝者となることでの達成感が、優越感に転じる場合は黄信号です。
また、自分の勝利ばかりに固執して、他人のことをかえりみなくなっては、赤信号といわざるを得ません。

他方、ゲームをデザインする人々にとっても、ゲームが「人と人を切り離すベクトル」に働かないよう、明確に意識すべきでしょう。
なぁ~んて偉そうなことを言ってますが、まず大抵のドイツゲームは「人と人を結びつけるベクトル」のものですし、それは本当に素晴らしいことだと思います。
だから私はドイツゲームが大好きです。

夢の強力接着剤

2006年10月11日 | ジョーク
かの有名な(知る人ぞ知る?)クラフト・エヴィング商会には、昭和21年に水王堂から発売された『瞬間永遠接着液』なるものが、わずかに2瓶現存しています。当時の記録によると、名称に嘘偽りなく、ありとあらゆるものを瞬間かつ永遠に接着してしまった模様です。ただ残念なことに、瓶の蓋が本体と接着してしまっており、その効能が今となっては確認できないとのこと。

参考文献
「どこかにいってしまったものたち」クラフト・エヴィング商会著


さて、平成の世にも素晴らしい接着剤を製造する会社がありました。その名はコニシ株式会社 。何がどのように素晴らしいかは、同社のサイトにてお確かめください。

情報元はMISDIRECTION さん