西村まさと 

日本共産党釧路市議会議員

一人一人を大切にし、多様な声を市政に🌈

オール与党市政をチェック 共産党議員団奮闘記

2023-02-24 21:09:13 | 市政

ほっかい新報2023年2月19日号に、釧路市議団の奮闘記が掲載されました。🌈
私の寄稿なので、文字データでもご紹介します。
長くなってすみません。🙇

 

「オール与党」市政をチェック 提案で市政動かす 

新人含めて4人の議員団確立へ全力 

共産党議員団奮闘記 釧路市 

 釧路市議会は定数28人。日本共産党議員団は、村上かずしげ団長、うめつ則行副団長、西村まさと幹事長、工藤まさし議員の4人で活動しています。全ての定例会で代表質問、一般質問を行ってきました。釧路市議会もオール与党となっていて、共産党議員団が市政を厳しくチェックし、建設的な提案を行ってきました。

子どもの医療費無料化中3まで拡充

 4年前の選挙では、子どもの医療費無料化の拡充を訴えてたたかいました。当時の釧路市は子どもの医療費無料化は小学校入学前までと、道内の自治体と比べて非常に遅れていました。共産党議員団がねばり強く質問を繰り返し、二〇二二年八月から入院費を一八歳まで無料化することが実現できました。しかし通院は小学校入学前のままで、見劣り感は変わりません。その後も要求を繰り返し、この度示された二〇二三年度予算案には、通院費は中学生まで拡大することが明らかになりました。これにあわせて所得制限もなくす方向で検討が進んでいます。しかし今では中学生までの医療費無料化は多くの自治体がやっていて、特別進んでいる自治体とはいえません。入院費無料については一八歳まで実現せきたので、次は通院も一八歳までにするよう、頑張ります。

国民健康保険料の連続引き下げ実現 

 高すぎる国民健康保険料の引き下げも、前回選挙の重点公約でした。国保料に関わる要求も議会で繰り返し質問してきました。下記(左記)の表の通り連続値下げを引き出すことができました。

一世帯当たりの平均保険料の対前年比
2018年度 △7,177円
2019年度   △68円
2020年度  △807円
2021年度 △1,219円
2022年度 △5,639円
各年度の「釧路市予算(案)の概要」より作成  

 額はわずかな年もありますが多くの自治体が引き上げをしている中、国保料を連続して引き下げたことは共産党議員団の大きな実績です。しかし二〇二三年度の予算案では、四九一七円の引き上げ、一世帯当たりの平均保険料は一三万四四二円になることが示されました。市議選を前に引き上げを強行すれば、市民から大きな批判がでることになります。この点も選挙の争点にしていきます。

支所・分室廃止案に抗して 

 釧路市では、本年三月三一日を以て四つの市役所支所・分室を廃止することが昨年一二月議会で決定しました。理由はマイナンバーカードがあれば住民票などはコンビニで取得できるからというものです。しかしマイナンバーカードは持ちたくないという市民もいますし、マルチコピー機は使えないという市民もいます。支所廃止を契機に、公共施設を削減するという市政の流れが一層進む危険があります。支所廃止を強行した市長に対し、共産党議員団は市長問責決議案を出してたたかいました。支所廃止条例案については、一部の与党会派も反対しましたが、市長問責決議案は我が党以外の賛成はありませんでした。市長の独裁的な市政運営を厳しく追及するのも共産党議員団の他にありません。

 自公政治は市民の生活と産業を破壊しています。今度の統一地方選挙は、この暴走政治に厳しい審判を下すチャンスです。

 共産党議員団の値打ちを大いに語り、引き続き四議席の維持を目指します。勇退する工藤まさし議員に代わり、新人の小山ひでとさんがバトンをつなぎます。小山さんは物理の教師、道内の火力発電所の勤務経験があり、現在は「釧路火力発電所を考える会」事務局長をしています。石炭火発からの公害を何とかしてほしいという地元住民の強い要請に応えて立候補を決意しました。四人が一丸となって、一八歳までの子どもの医療費無料化、学校給食費の無料化、国保料の引き下げ、加齢性難聴者への補聴器補助など市民の要求を実現するため、全力を尽くします。

釧路市議団幹事長 西村まさと 


釧路都心部まちづくりフォーラム

2023-02-23 12:32:55 | 市政

第2回釧路都心部まちづくりフォーラムが、2023年2月22日観光国際交流センターで開かれ、私も参加しました。主催は釧路市です。

今回は「人と公共交通を中心としたウォーカブルな空間を目指して」と題して講演やパネルディスカッションが行われました。

都心部をウォーカブルはにすることは、良いことだと思います。しかし1年のうち6か月は寒い釧路では、あまり外は歩きたくないというのも事実。ましてやウォーカブルにするために鉄道高架にするというのはいかがなものでしょうか。大型開発優先ではなく、歩行者が安心して歩ける街づくりが大切ではないでしょうか。


まなぼっと前 朝宣伝

2023-02-22 18:09:29 | 政治宣伝

毎週水曜日午前8時15分からの朝宣伝はまなぼっと前で行っています。📣

今朝の気温は-15℃。上下とも6枚着込んでいます。室内では暑いので脱ぎますが、着るのにも脱ぐのにも10分近くかかり、着ぐるみのような状態です。少しでも目立つように、赤いスノボードウエアをきています。

これで、火曜~城山交差点、水曜~まなぼっと前、木曜~貝塚会館前、金曜~緑ケ岡トンネル・材木山の手トンネルの宣伝場所全ての写真をアップしました。

このあたりに立っています!


会計年度任用職員が雇い止め!?

2023-02-20 11:31:15 | 市政

釧路市の会計年度任用職員339人が雇い止めされるのではと報道されました(2023年1月20日道新朝刊)。

3年前に会計年度任用職員が導入され、雇用期間の上限を3年にしました。今年上限に達する人の人数を報じたものですが、再び会計年度任用職員の採用試験(面接)は受けられるため、全員が職を失うものではないと思われます。

しかし、2023年3月31日をもって市内4つの支所・分室が廃止され、そこで働いている会計年度任用職員14人は雇い止めにする方針が出されています。

調査しなければならない課題ですので、釧路市役所の会計年度任用職員で雇い止めにあいそうな人の声をお聞かせください。秘密は守ります。匿名でも構いません。

 

連絡先(どの方法でも構いません)

0154-65-1974(西村まさと選挙事務所)

kushiro946@ymail.ne.jp       (西村まさと個人のメールアドレス)

〒085-8505 釧路市黒金町7-5 釧路市役所共産党議員団控室

どうぞよろしくお願いいたします。

道新の記事はこちらから
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/789517


2023年度釧路市予算案の問題点

2023-02-17 20:25:32 | 市政

本日、釧路市の2023(令和5)年度予算(案)の概要が公表されました。以下自分なりに分析しました。

前進した事業  👍
・子どもの医療費拡充  4億4349万円
   入院は高校卒業、通院は中学校卒業まで無料化になります。所得制限は撤廃されます。

・小中学校のトイレ洋式化を継続
    共栄中・青葉小・清明小に続いて、芦野小・光陽小・景雲中・青陵中などで洋式化します。
 また博物館講堂なども洋式化します。

・大楽毛津波避難複合施設整備事業   1億4496万円
・西消防署大楽毛支署第12分団建設費   3140万円
   上記2つは避難所機能をもったもので、長い要求の末ようやくこの地域に避難所が。
   それぞれ2025年、2026年に完成予定です。

 

問題点 🙅
・国民健康保険料の引き上げ
  1世帯平均年4917円の引き上げ。所得100万円の2人世帯では9700円、所得147万円の2        人世帯では1万6500円の引き上げ。

・鉄道高架事業  7881万円
   都心部ににぎわいを創るためといって、鉄道高架ありきになっています。

・マイナンバーカード交付事業  2億1274万円
  マイナンバーカードにまつわる情報漏洩など、問題点もあります。増やせばよいというものではありません。

・物価高騰から市民の暮らし・福祉を守る事業が見受けられない。

 

2023年2月24日から議会がスタートします。今任期最後の議会ですので、全力で問題点をチェックしていきます。
私の一般質問は、3月7日午前11時頃の見込みです。

2023(令和5)年度釧路市予算(案)の概要はこちらから
https://www.city.kushiro.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/011/046/1011046_4.pdf