やあよのブログ

コツコツと詩を書いています。楽しく読んでいただければうれしいです。

たいちゃん1度の面会で里親決まる

2019-06-11 10:59:27 | 日記
たいちゃんのことを知るまでは、20代から飼っていたことちゃんというターキッシュバンの20歳になる女の子のネコがいました。ターキッシュバンは飼い主を親友と思う性質で、愛すべき、しかも存在感のある、筋肉質型のネコで、走る姿は颯爽とし、まるで名馬でした。特別存在感のある子だったので、ことちゃんが20歳を迎えたころ、まだ元気でしたが、「ことちゃんが死んだら、生きていけない」とさえ思い、ことちゃんの代わりになる子はそう見つからないだろうと思いながら、動物病院の受付カウンターで里親募集の冊子をたまたま見たら、冊子のトップにたいちゃんの画像が載っていました。

「ことちゃんと似ている」と思い、早速動物病院の先生に相談したところ、動物愛護センターに引き取られている、ということで、即面会に行きました。
生後6か月くらいで迷子になり、風邪を引いているところを発見され、愛護センターに保護されていたのです。

他のネコちゃんたちは面会多数で、それでいてなかなか里親が決まらないようでした。
たいちゃんは冊子のトップを飾っていたにもかかわらず面会はうちだけということでした。

たいちゃんは愛護センター1活発で元気いっぱいの人懐こい当時生後6か月の男の子で、ころころと太っていて、まるでエネルギーの塊、ふくふくとしていて、愛護センターでの仮の名前は「大福ちゃん」でした。わたしはそのエネルギーを素晴らしいと思い、即、飼いたいと申し出ました。

それからうちに来るまでの段取りを得て、たいちゃんがうちへやって来ました。ことちゃんもそのころはまだ足腰もしっかりしていて、元気でしたが、筋肉は衰弱してきていました。毛も老化して、バサバサになってきていたでしょうか。

ことちゃんは自立していて、大人の立派なネコになっていましたが、たいちゃんは生後当時7か月、どんなにことちゃんが愛らしい子でも、赤ちゃんのたいちゃんのほうが可愛い、そんな感じでした。正直なところ、大人のことちゃんより、赤ちゃんのたいちゃんが可愛くて、ことちゃんも自立して立派でしたが、たいちゃんが可愛くて仕方ありませんでした。

そして、たいちゃんが来て1年半後、ある日突然ことちゃんが歩くのにふらつくようになり、足腰が立たなくなってきました。ネコは4か月で1つ年を取ると言われています。その通り、ことちゃんは歩くのにふらつくようになってから、4か月後に老衰で亡くなりました。

ペットの死に落ち込む人は多いと思います。わたしもお葬式で泣いてしまいました。

人は自分に似た物を選ぶと言われています。ことちゃんもたいちゃんも筋肉質が立派で、たまたまなようで、わたしも自分に似たことちゃんとたいちゃんを選んだのだと思います。ある意味、わたしは人気がなくて、ことちゃんもたいちゃんも面会の少ないタイプだと思います。2匹ともめっぽう気が強いですしね。自尊心も動物らしい以上の高さかもしれません。

人を怖がらず、太い心をしていて、心に傷のない子です。
人を警戒し、気を許さないネコちゃんもいますね。いろいろな子がいますが、自分に似た子を選ぶという傾向はあるかもしれませんね。
たいちゃんはそういうわけで、人気はなかったのですが、1度の面会で里親が決まったのです。

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