6月最後の日曜
午前0時にコーヒーを淹れて飲んだ
最初で最後の別れを
なにに向かって走ればいいのか
あの子とはぐれて
マセた恋は僕のこころの痕
もう2度と恋をしないのは女性への恋慕
この町にない海が見たくて
湘南へ車を走らせる
あの日誓ったことも
いつかは思い出になる
波がさらう悲しみを
砂浜の足跡を
誰にも残さずに
浜辺に座って ただ
海を見ている
あの子は可愛かったけど
最初の kiss で終わった
シンクロしても知り合えなかった
女性への理想が高いつもりはないけど
僕はひとり ずっとひとり
この町にない海が見たくて
湘南へ車を走らせた
あの日約束したことも
いつかは無効になる
波が洗う想い出を
砂浜の足跡を
誰も知らないまま
浜辺に向かって ただ
海の朝焼けを待っている
ただ 待っている…