昨日久しぶりに 西の空に夕日を見つけた
こんなつもりじゃなかった自分が ため息をついた
「ため息なんてついて そう悪くとるものじゃないわ
きっと考え過ぎなのよ 同じ人生 笑って生きようよ」
僕等もいつかは年を取って 死んでいく
彼女の言うことを反芻して 「そうだね」と言った
彼女の部屋から 買い出しを手伝いに 車で出かけた
仕事のための仕事が 彼女との生活のための仕事になる
買い物かごに食料を入れて 歩くリズムが楽しい
これからのふたりの生活を夢見て 僕等のライフ
「どんな時代に生まれて どんなところに生まれても一緒よ
すべての人たちに 平等に 生活はあるんだから」
僕等もいつかは年を取って いなくなる
彼女の言うことで反省して 「そうだね」と笑った