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C. Twice Vain‘Orchidlibrary’

2017年09月20日 00時00分01秒 | ■セミアルバ系
※2017年09月20日内容更新

2007年5月上旬、花径約17cm
■C. Twice Vain‘Orchidlibrary’
カトレヤ トゥワイス・ベイン‘オーキッドライブラリー’
(C. Florence Pons x C. Vainglory (01/01/1968))

■花色=セミアルバ系
■花径=15~18cmくらいの巨大輪系
■花型=整型
■弁質=極厚弁
■花着き=普通
■着花輪数=1花茎に2~4輪くらい
■花期=主に晩春~初夏咲き
■株姿=やや大型
■香り=良い

旧属名表記 Lc. Twice Vain、Sc. Twice Vain
・珍しい初夏から夏咲きのセミアルバ系品種。
・本種を親とした品種登録実績が無い点については、不稔性などの要因があるのではないかと推察します。
<個体‘Orchidlibrary’について>
・力強い花容が印象的なセミアルバ系巨大輪の美花だと思います。
・日本国内で流通している個体はこの‘Orchidlibrary’が多く、‘Orchidlibrary’と言えば、永田園芸さんの選抜個体ですので、主に愛知県や長野県の永田園芸さんのグループ会社、フロンティア・オーキッズさんで生産されていたと思われる7号くらいの黒いプラ鉢に大粒バーク植えの見事なこの花を、かつては、私の地元神戸でも見かけました。
・極厚弁巨大輪系の素晴らしい花容は特筆ものだと思います。
・主に夏場の需要に対応するために導入された営利用品種のようで、趣味家的には蘭展の無い夏場に咲くことと、大型の株姿に抵抗があるためか、手を出しにくい面がある為か、普及率(人気)は今ひとつのようですが、よく出来た株に咲かせたこの花は本当に見事で感動モノです。

◎C. Twice Vain の親品種の交配
・C. Florence Pons = C. Lily Pons x C. Florence Pickard (01/01/1959)
・C. Vainglory = C. Proca x C. Vanity (01/01/1962)


<C. Twice Vain 'Orchidlibrary' 別個体>
・Amazon(アマゾン)


画像提供=東京のOさん
■C. Twice Vain‘Amazon’
カトレヤ トゥワイス・ベイン‘アマゾン’
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<C. Twice Vain を交配親とした品種登録実績一覧>
・現在までのところ無し


<C. Twice Vain 'Orchidlibrary' 画像集>


於:蘭おかやま 2006(花径約18cm。画質悪くてスミマセン!)
■C. Twice Vain 'Orchidlibrary'
カトレヤ トゥワイス・ベイン‘オーキッドライブラリー’



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